Opera MobileにoAutoPagerizeを導入して「次のページ」を自動読み込み 特集その6

opera_00検索エンジンやデータベース型サイトなどでは、1ページに表示できる項目数の上限を超えると、続きの項目の表示ページに進む「次へ」などのリンクが表示される。たくさんの項目を確認するために何度も「次へ」のリンクを押すのは非常に面倒臭く、ただでさえリンクをタップしにくいスマートフォンでは苦痛に思えてくるほどだ。

「次へ」のリンクをタップする手間を軽減したければ、Opera Mobileのユーザースクリプト機能を有効にして、「oAutoPagerize.js」を導入しよう。スクリプトが対応しているページで末尾近くまでスクロールすると、自動的に続きの項目が読み込まれて、ページ末尾に追加されるぞ。

最初にFirefox用の「AutoPagerize」が開発されて以来、多くのブラウザに移植されてきた人気スクリプトだが、現時点でAndroidで利用できるブラウザはOpera Mobileだけだ。この便利さに慣れてしまえば、もうほかのブラウザには戻れなくなってしまうぞ。

opera_601「Opera Mobileのユーザースクリプトでページの使い勝手を改良」の説明に従ってユーザースクリプトを有効にしたら、Opera WikiのoAutoPagerizeのページに行き、「oAutoPagerize.js」と「0AutoPagerize.SITEINFO.js」の2つをダウンロードしよう。Android上でダウンロードする場合は、標準ブラウザでリンクの長押しメニューから「リンクを保存」を行なう。

opera_602ダウンロードしたスクリプトを、ユーザースクリプトの設置場所にしたフォルダに入れよう。なお、「0AutoPagerize.SITEINFO.js」の先頭のゼロはタイプミスなどではなく、スクリプトの実行順序を「oAutoPagerize.js」よりも先にするためのものなので、そのままにしておく必要があるぞ。

opera_603試しに、Opera Mobileの検索バーに標準設定されているGoogle検索で検索し、ページを下のほうまでスクロールしてみよう。

opera_604このように、続きの項目が読み込まれて継ぎ足されるぞ。

opera_605なお、対応サイトの定義情報を記述した「0AutoPagerize.SITEINFO.js」は、随時更新されている。行きつけのサイトのデザインが変ってoAutoPagerizeが動作しなくなった時などは、何日かしてから0AutoPagerize.SITEINFO.jsを再度ダウンロードして差し替えてみよう。

oAutoPagerize – Opera Wiki


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2011年08月05日13時24分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード: | Short URL
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