低遅延で詳細な設定が可能なテルミンアプリ「Leon」

Leon」は、画面のタッチ位置に応じた音高と音量で音を鳴らすテルミンのような電子楽器アプリだ。Leonという名称は、テルミンの発明者であるレフ・テルミンの米国でのファーストネームが由来となっている。
演奏画面には、波形表示などの派手な画面演出は無いが、その分端末への負荷が少ないため、音が遅れたり途切れたりしにくくなっている。セピア調のモノトーン配色の配色もシンプルでカッコいい。
設定画面では、ビブラートやリリースタイムなどの調節が可能。テスト用の音を鳴らしながら調節できるので、狙い通りの音を作りやすい。
また、大画面のタブレット端末では、画面上に設定パネルが表示され、演奏しながらビブラートなどの設定を変更することも可能だ。
かなり実用性を重視した作りになっているので、本格的にAndroid端末を音楽活動に利用してみたいと考えている人も要チェックだ。

Leon – Google Play の Android アプリ



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起動すると表示される演奏エリアをタッチすると、タッチした箇所に円が表示され、画面の上側ほど大きな音、右側ほど高い音が鳴る。


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右上の設定ボタンを押せば、設定画面に切り替わる。「Test Tone」にチェックを入れると、設定画面で音が鳴り続け、結果を確認しながら設定を調節できるぞ。


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「Frequency Range」では、音高の範囲を調節できる。


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「Release」は、指を放してから完全に音が鳴り止むまでの残響の長さを調節できる。


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「Tremolo」や「Vibrato」では、音の震えの速度や大きさを調節できる。


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「Waveshaping」は、低音域を中心に音量を大きくする効果があるようだ。「Main Out」による音量設定と端末自体のメディア音量設定を組み合わせれば、かなり大きな音を出すことが出来るが、スピーカーの寿命を縮める可能性があるので注意が必要だ。


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タブレット端末では、演奏エリアの上に設定パネルが表示され、演奏しながら素早く設定を調節できるぞ。

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2014年07月13日16時32分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード: | Short URL
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