勝手に怪しいアプリを入れられてないか確認するには「tSpyChecker」などで新しい順に並べてみよう

自由度の高いAndroidでは、ユーザーに分からないように端末の位置や通話履歴などの情報を送信するスパイウェアまがいのアプリも実行できる。このようなアプリを誰かに勝手にインストールされてしまうと、毎日の足取りや交友関係などの個人情報が筒抜けになってしまう。端末を他人の手の届くところに放置することがある人は、見覚えのないアプリが勝手にインストールされていないかをこまめに確認するようにしよう。
いくつものアプリをインストールしていると、一覧を毎回チェックするのは面倒だ。インストール日時の新しい順に並び替えて、最近新たにインストールされたアプリだけを確認するといい。標準の「アプリケーションの管理」では、名前順やサイズ順でしか並び替えられないので、「tSpyChecker」などのアプリ管理ツールを利用しよう。
tSpyCheckerは、アプリが要求するパーミッションを確認でき、特に悪用されると危険なパーミッションはアイコンで表示してくれるので、不審なアプリが仕込まれていないか確認するのに適している。見覚えのない怪しいアプリがインストールされていたら、その場でアンインストールできるぞ。

tspychecker_001tSpyCheckerを起動したら、端末のメニューボタンを押すと表示されるメニューの「並び順」から「アプリの更新日最新順」を選択しよう。

tspychecker_002最近インストールしたものから順に、インストールされているアプリの一覧が表示される。個人情報の読み取りなど重要な権限を使用している場合、名前の下にアイコンで表示されるぞ。

tspychecker_003アプリ項目をタップすると、利用している権限に基づく分析結果が表示される。

tspychecker_004下部の「権限」を押すと、アプリが使用しているすべての権限が一覧表示される。権限の項目をタップすると、詳細が表示されるぞ。

tspychecker_005なお、通話を自動録音するアプリが「安全」と表示されるなど、分析の精度はあまり高くない。インストールした覚えのないアプリが見つかったら、分析結果に関わらず「アンインストール」ボタンでアンインストールしてしまおう。

tSpyChecker

関連記事

2011年09月04日22時56分 公開 | カテゴリー: セキュリティ | キーワード:, | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事