スマホのアプリは、パソコンのソフトに比べると小物が多い気がするが、ファイルサイズは意外と大きめだ。パソコンに比べると容量の少ないスマホのストレージでは、無闇に多くのアプリをインストールしていると、容量不足の原因になりかねない。
そこで、不要なアプリやデータを削除してストレージ容量を確保するアプリマネージャが多数存在する。だが、Androidのアプリ上からは直接他のアプリをアンインストールしたりデータを削除することはできず、一つ一つ確認画面やアプリ情報画面のボタンを押していかなければならないので面倒だ。
パソコンでAndroid SDKの「ADB」というツールを利用すれば、確認ダイアログ無しでアプリをアンインストールしたりデータ消去をすることもできるが、コマンドプロンプトから実行するコンソールプログラムなので使いにくい。
そこで、あんスマ謹製の総合ユーティリティ「AndroidSmartManager」では、この機能をより簡単に利用できる端末内アプリ管理機能を搭載しているぞ。パソコンの広い画面でインストールされているアプリを一覧表示し、ボタンをクリックしていくだけでサクッとアンインストールやデータ消去が可能だ。

サイドバーの端末ごとのメニューで「Applications」を選択すると、端末上のアプリの一覧が表示される。アプリ情報の下のボタンで様々な操作が可能だ。「Uninstall」では即座にアプリがアンインストールされ、「Clear Data」ではデータやキャッシュが削除される。「Move To External Storage」ではSDカードへの移動も可能。上部のリンクでは、自分でインストールしたアプリやプリインストールされていたアプリ、SDカードへ移動可能なアプリ、実行中のアプリなどのフィルタ表示の他、サイズやインストール日時による並び替えも可能だ。

「Open Detail in Device」では、端末内でアプリの詳細画面が開かれる。キャッシュだけを消去したい場合などはこの画面で行なおう。また、「Open PlayStore in Device」ではGoogle Playストアのアプリ情報画面を端末上で開くことも可能だ。