【Kindle Paperwhite】隠し機能の画像ビューアで、路線図や時刻表をチェックする

「Kindle Paperwhite」には、jpg, png, gifなどの、一般的な画像ファイルを表示する画像ビューア機能も搭載されている。
「画像ビューア」として考えると、「Kindle Paperwhite」には「カラーを表示できない」という大きな欠点がある。さらに画像のサムネイル表示機能などもないから、「画像ビューア」としての実用性はない……とも思えるが、「Kindle Paperwhite」には、長所もある。バッテリーの持ちが非常によいという点だ。外出先でスマートフォン(やタブレット)のバッテリーが切れてしまった場合の、最後の切り札として利用できる「画像ビューア」なのだ。そこで、路線図や時刻表など、外出先でどうしても必要になる状況があり得るデータを、「画像」として放り込んでおくことをオススメする。


グレースケールなので写真ビューアとしてはイマイチ



「Kindle Paperwhite」は、16階調のグレースケールだ。いわゆる普通の写真の場合、とりあえず何が写っているかは分かるが、お世辞にも、あまり美しくはない。ただ、路線図や時刻表のビューアとしては、十分役に立つぞ。

「images」フォルダを作って画像を保存

「Kindle Paperwhite」で画像を閲覧するには、本体内に「images」フォルダを作成し、中に画像ファイルを保存すればよい。「Kindle Paperwhite」トップ画面に「画像」という、いわばフォルダのようなものが追加され、中に画像ファイル一覧が表示されるようになるぞ。
路線図や時刻表は、ウェブサイト上で公開されていることが多い。そこで、PC画面上に表示されているものを画像として保存できる、いわゆるスクリーンショット撮影ソフトを使って画像ファイル化しよう。


PicPick – ダウンロード

スクリーンショットの撮影方法はいろいろあるが、オススメはフリーソフト「PicPick」。「選択領域のキャプチャー」で、ブラウザで表示されているウェブページの一部などを画像として保存できる。

路線図や時刻表をブラウザ上で表示させた上で、「選択領域のキャプチャー」を行ってスクリーンショットを撮影し、画像ファイルを作成しよう。「Kindle Paperwhite」の解像度は横758、縦1024で、大きい画像は自動で縮小表示されるが、自動縮小があまり綺麗ではない。758*1024以下の画像ファイルを作るのがオススメ。



作成した画像ファイルを、「Kindle Paperwhite」内に作成した「images」フォルダ内にUSB経由で転送する。「documents」フォルダ内に「images」フォルダを作るのではなく、「Kindle Paperwhite」のトップフォルダ内に「images」フォルダを作る必要があるので注意。

これで、「Kindle Paperwhite」トップ画面内に「画像」という項目が追加される。

「画像」内には、「images」フォルダ内に転送したファイルの一覧が表示される。サムネイル表示は行われないので、中身が分かるファイル名にしておく必要がある。



路線図や時刻表などを入れておけば、スマートフォンのバッテリーが切れたときに重宝するはずだ。

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2013年01月19日17時00分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード:, , | Short URL
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