過去問検討などの勉強会では、メールで届く皆の答案をタブレットに詰め込む

「期末試験過去問を皆で解く勉強会」などを開いている人も多いはず。MLなどを使って皆で答案データを流し合い、集まってそれぞれの答案について検討する、というようなスタイルが多いだろう。皆がメールで流す答案も、データファイルのままDropboxに放り込んでおけば、タブレットで確認することができる。
しかし、問題は、この手の勉強会を開催すると、前日深夜や当日早朝になってから「ごめん遅れた!」と答案を送ってくるメンバーが一人はいる、ということだ。朝起きてからPCを立ち上げ、届いたファイルをDropboxに入れる、というのは面倒くさい。そこで、Gmailに届いた添付ファイルを、自動でDropboxにコピーしてくれるウェブサービス「send to dropbox」を利用しよう。この方法であれば、眠っている間に答案メールが届いても、答案ファイルは自動でDropboxにコピーされ、そして、前ページの方法で、自動的にタブレットにダウンロードされるぞ。


皆の答案もDropboxに入れる



起きている間に答案を送ってくれる優秀なメンバーの分は、通常通りにPCにダウンロードして……。



Dropboxに放り込んでおけばよい。

後はレジュメの場合と全く同じ。勉強会では、タブレットで答案を読みながら、その答案について検討しよう。



問題は、深夜や早朝に答案を送ってくる、困ったメンバーがいることだ。朝起きてから家を出るまでの眠たい時間に、このメンバーの答案のために作業を行う、というのは面倒くさいし、そんな時間があったらもう少しゆっくり眠っていたい。とはいえ、〆切直前に答案を書く人に限って、なかなか面白い答案を仕上げてくる、なんてことも多いから、無視するのももったいない。

ウェブサービス「send to dropbox」利用の準備を整える

「send to dropbox」は、専用アドレス宛に添付ファイル付きメールを送ることで、その添付ファイルを自分のDropboxに保存してくれるウェブサービスだ。登録自体は簡単なのだが、このままだと、「send to dropbox」が発行する専用アドレスに届いたメールしか、添付ファイルの自動コピーが行われない。そこで、Gmailのフィルタや転送機能を使うコンボ技で、「勉強会メンバーから届いた添付ファイル付きメールの、添付ファイルがDropboxに自動コピーされる」という環境を作る。ちょっとややこしく思えるが、手順通りに作業を行えば大丈夫だ。
まずは、「send to dropbox」の登録と、このコンボ技を使うための準備を行おう。


Send To Dropbox – Email files to your Dropbox!

PCブラウザで「send to dropbox」にアクセスし「Connect to Dropbox」をクリック。

「許可」をクリック。

表示されるメールアドレスを選択して「コピー」をクリック。「Extract zip archives automatically」「Include original zip archive」にチェックを入れ、最下部「Save Settings」をクリック。これで「send to dropbox」での作業は終わりだ。



続いて、Gmail上で準備を行う。設定を開き、「メール転送とPOP/IMAP」タブで「転送先アドレスを追加」をクリック。先ほどコピーしたアドレスを貼り付け「次へ」をクリック。



しばらく待つと、Dropboxフォルダ内に「Attachments」フォルダが生成され、中に「Gmailの転送の確認」といったファイル名のファイルが生成されるはずだ。このファイルをメモ帳で開く。中に確認用URLが記載されているので、選択してコピーしよう。



コピーしたアドレスをブラウザのアドレス欄に貼り付けて開く。「確認が完了しました」と表示されれば準備完了だ。添付ファイルの、Dropboxへの自動コピーを行う方法は次ページで解説する。

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2012年12月27日09時00分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード:, , | Short URL
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