「その写真が撮影された場所への経路」も分かる写真共有SNS「memoloo」

「instagram」などの写真共有SNSで、「ある場所で撮影された、その場所らしい写真」を共有している人が多い。例えば今の季節なら、「秋葉原UDXのイルミネーション」「渋谷の●●というラーメン屋のラーメン」というような写真のことだ。
「memoloo」は、「instagram」などの競合と言える写真共有SNSなのだが、「その写真がどの場所で撮影されたのか」にスポットを当てているのが特徴。単に「地図上に撮影場所を表示する」というだけではない。いわゆるタイムライン上で、「その写真が現在位置から何kmの場所で撮影されたのか」が分かるし、写真画面からは、「現在位置から、その写真の撮影場所までの経路」を簡単操作で調べることができるのだ。写真を見ながら、「この夜景が見える場所」「このラーメンが食べられる店」などに、実際に自分も行ってみる、といった使い方が考えられるだろう。
まだファーストリリースの段階であり、国内ユーザーが少ないSNSなのだが、コンセプトはなかなか面白い。今後への期待も込めて紹介しよう。


memoloo – Google Play の Android アプリ

instagramなどの写真共有SNSで、「その場所らしい写真」を共有することが多い、という人が、「memoloo」のターゲットだと思われる。

「memoloo」をインストールして起動。アカウント作成を行わずとも、TwitterやFacebookアカウントを利用したログインも可能だ。「memoloo」上でのアカウント名は、TwitterやFacebookのそれとは別に作成可能だ(ただし後で変更することはできない模様)。

タイムラインやユーザーフォローなどの仕組みは、instagramなど他の写真共有SNSとほぼ同じだ。特徴的なのが、その写真が現在位置から何kmの場所で撮影されたのか表示されている点。……ただ、本文通り、日本人ユーザーがまだ少ないのだけど……。



個別写真画面では、「現在位置から、その写真の撮影場所まで」の経路を、Google製「マップ」の機能を利用して調べることができる。ユーザーが増えれば、写真を見ながら、「この夜景が見える場所」「このラーメンが食べられる店」などに、実際に自分も行ってみる、という使い方ができそうだ。



自分で写真を撮影する場合は、「memoloo」独自のカメラアプリを利用する必要がある。写真にカテゴリを設定するのも特徴だろう。フィルタなどの機能は、少なくとも現バージョンではまだ搭載されていない。

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2012年12月18日01時18分 公開 | カテゴリー: ソーシャル | キーワード:, | Short URL
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