Firefox 16ではブログやニュース記事を読みやすいデザインで表示する「リーダーモード」が追加!

独自のレンダリングエンジンを備えたブラウザ「Firefox」のバージョン16が公開された。Android版Firefox 16では、JavaScriptの高速化や標準規格への対応の強化などパソコン版と同様の改良の加え、「リーダーモード」などの新機能も追加された。
「リーダーモード」とは、ブログやニュースサイトなどの個別記事のページを表示したときにアドレスバーに本のアイコンが表示され、タップすると記事の本文だけが抽出されて見易いレイアウトで表示されるという機能。変換後の画面をタップすると表示されるツールバーからは、フォントサイズや配色の変更なども可能だ。
サイドバーなどの邪魔な部分が多いパソコン向けバージョンしか用意されていないサイトも、リーダーモードを使えば快適に閲覧できるだろう。
また、後で読みたい記事を保存しておいて素早く開ける「リーディングリスト」の機能も追加された。通常のブックマークと異なり、保存したページはネットに繋がっていないオフライン状態でも閲覧可能。読み終わったページの削除も、ツールバーのボタンから素早く行なえる。見つけた記事を時間があるときにじっくり読みたいという場合などに活用するといいだろう。

Firefox – Google Play の Android アプリ



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リーダーモードで再レイアウト可能なページを表示すると、タイトルの右に広げた本の形のアイコンが表示される。


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アイコンをタップすると、このようなレイアウトで記事の本文が表示される。


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画面をタップしたときに下部に表示されるツールバーでは、「A a」のボタンで配色を白背景に黒文字の「ライト」と黒背景に白文字の「ライト」から選択したり、文字のサイズを増減させることが可能。


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紙飛行機のアイコンでは、元のページURLを「共有」対応アプリに受け渡すことができる。


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メニューの「リーディングリスト」を押すと、リーディングリストへの登録を行なえる。リーダーモードでは、ツールバーの左のボタンから登録可能だ。


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アドレスバーをタップし、「ブックマーク」→「リーディングリスト」と選択していくと、リーディングリストに登録したページの一覧が表示される。


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記事を選択するとリーダーモードで表示される。リーディングリストに登録済みの記事では、ツールバーの左のアイコンがゴミ箱のアイコンに変わり、タップすることで登録を解除できるぞ。また、左から2番目のボタンではリーディングリストの一覧画面に素早く切り替えられる。
なお、保存した記事はネットに繋がっていないオフライン状態でも閲覧できるが、記事に埋め込まれている画像などは、設定画面でキャッシュを削除すると表示できなくなってしまうようなので注意しよう。

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2012年10月11日11時58分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, | Short URL
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