二つの顔写真から滑らかなモーフィング動画を作成できる「Face Morpher」

Face Morpher」は、ある顔写真などの画像が徐々に変形・変化して別の画像に変わるモーフィング映像を作成できるアプリだ。
2つの画像上にある目鼻口などのパーツの位置を対応付けていくことで、人と動物など顔のパーツの位置が大きく異なる写真でも、自然な変身映像を作成できる。
作成したモーフィング映像は、MPEG-4動画やJPEG画像などの標準的なファイル形式で出力されるので、出来上がった傑作を手軽にSNSやブログで公開したりメールで知人に送ったりして披露できるぞ。
同様のソフトはパソコン用としてはいくつかあるが、カメラが搭載されているスマートフォンなら、出先で撮った友達の写真をその場で加工するなど、パソコンには出来ない楽しみ方ができるだろう。

Face Morpher (Free) – Android Apps on Google Play



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起動するとこのような画面が表示されるので、2つの「Tap To Load~」をタップして、画像選択アプリで画像を選択しよう。次回以降の使用時には、画面下の「Profile」ボタンから


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画像を選択するとこのような切り抜き画面が表示されるので、枠内のドラッグで位置、上下左右の矢印のドラッグで大きさを調節し、変身映像に使いたい部分を選択し「Save」を押そう。


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2つの画像を読み込むと、このように上下に並んで表示され、それぞれ拡大縮小したりスクロールさせられる。それぞれの画像上の対応付けたいパーツの位置が、中央の十字線の交点に来るように調節して、上部の「Add」をタップして、パーツの対応関係を追加していこう。少々面倒だが、目の輪郭などを細かく指定していくと、自然なモーフィング映像が作成できる。なお、顔の中だけでなく画面の四隅も指定しておくといいだろう。


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このようなメッセージが表示されて赤い線が表示される場合は、パーツ同士を結ぶ線が交差してしまっているので、修正が必要だ。


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既存の点をロングタップすると、ドラッグ&ドロップで位置を修正できる。また、上部の「Remove」ボタンでは、選択状態になっている点を削除可能だ。


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画面下の「Morph」を押すと、プレビュー画面が表示されるので、「Blend」のスライダーを操作して出来映えを確認しよう。「Generate」を押すと動画や画像として出力される。なお、「Video Loops」の数が大きいと出力に無駄に時間がかかってしまうので、1~4程度に減らしておくといいだろう。


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作成されたファイルはSDカード上の「uk.co.justgoodapps.facemorpher.free」フォルダに保存される。


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メニューからは画像の変更や点の全消去などが行なえる。


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編集途中の状態は10個までプロファイルとして保存可能。画面下の「Profiles」で一覧が表示されて切り替えられる。新しい作品を作りたくなったら新規のプロファイルを利用して、足りなくなったら不要なプロファイルを選択してメニューから画像を読み込み直して使えばいいだろう。

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2012年09月09日22時01分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード: | Short URL
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