Androidスマホはさまざまな用途に使えて便利だが、「電話とは別に音楽プレイヤーなどが欲しい」という人もけっこう多いだろう。電話はいざというときに使えないと困るから電池の消費は抑えたいし、自宅などのWi-Fiのある環境での使用がメインなら3G/4Gなどの回線契約は必要ない。パナソニックから本日発売された「UN-MT300」は、そんな人にオススメなメディアプレイヤーだ。

「UN-MT300」は、Android 2.3を搭載したデジタルメディアプレイヤー。480×800ドット・4インチの液晶を搭載しており、ワンセグテレビを視聴したり、録画することが可能。録画は最大32番組の予約に対応する。さらにFMラジオを聴いたり、同社製HDDレコーダーの「DIGA」とホームネットワークで接続して、録画番組やTV放送を転送して視聴することも可能だ。Google Playにも対応しており、アプリをインストールして利用することも可能。

本製品は堅牢性が高いのも特徴で、IPX6/IPX7相当の防水、1.2メートルからの落下試験もクリアした頑丈さとなっている。ちなみにIPX6とは「約3m離れて、内径12.5mmのノズルであらゆる方向から約100L/分の水を3分以上注水しても動作する」、IPX7は「常温の水道水で、水深1mに沈めて30分しても動作する」程度の防水性能だ。

パナソニックとしては、「山登りなどアウトドアを楽しむ人」をターゲットにしているとのことで、非常に頑丈に作られているのだ。バッテリーもアウトドアでの使用で最大12時間持続する長持ちバッテリーを搭載。GPS搭載で、地図アプリも使用可能。山歩き用やゴルフのプレイをサポートするアプリも搭載している。

主な仕様は以下のとおりで、価格はオープンプライス。Amazon.co.jpでの7/25現在の実売価格は、3万5100円～4万円前後となっている。

UN-MT300　主な仕様

ディスプレイ：4.0V型・480×800ドット
内蔵メモリ：8GB
内蔵カメラ：フロント約30万画素、バック約200万画素
防水性能：IPX6/IPX7相当
テレビ：地上デジタルテレビ・ワンセグ
再生可能動画コーデック：H.264、MPEG-4、WMV
再生可能音楽ファイル形式：3GP、MP4、M4A、MP3、WMA
FMラジオ：76.0～90.0MHz
無線LAN：IEEE 802.11b/g/n
Bluetooth：2.1＋EDR
その他：GPS、加速度センサー、照度センサー、地磁気センサー
バッテリー持続時間：38時間（音楽視聴時）、30時間（FMラジオ）、6時間（テレビ視聴）、8時間（動画再生）など
寸法：約幅68.0mm×高さ138.0mm×13.5mm(突起部を除く)
重量：168g

・Panasonic デジタルメディアプレーヤー ブルー UN-MT300-A
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