ブルブル方式で非3D液晶でも3D画像を楽しめるようになった3D画像ビューア「Tobidale3D」

Tobidale3DSHARPやHTCなどのメーカーのスマートフォンには、裸眼立体視による3D表示機能を備えている物あり、SH-12Cなどの端末のツインカメラで撮影したり、その他の方法で作成した3D画像を立体的に表示して楽しめる。
だが、端末標準の画像ビューアはあまり使いやすくない。そこで、より快適に3D画像を楽しめるように作られたのが、「Tobidale3D」だ。ピンチ操作による拡大縮小やスワイプによるページ送りなどが可能で操作性が高くなっており、集めた3D画像を快適に楽しめるぞ。
また、3D画像のファイル形式として一般的な「MPO」だけでなく、左目用と右目用の画像を単に並べただけの画像も3D表示してくれる。
先日公開されたバージョン4.0.0では、SHARP製だけでなくHTC製の3D端末にも対応した他、右目用の画像と左目用の画像を交互に切り替えながら表示する「ブルブル3D」方式により3D液晶の備わっていない端末でも3D画像を観賞可能になった。
見るものが無かったり操作性が悪かったりしてせっかくの3D液晶を楽しめてないという人や、3D非対応端末だけど3D画像を表示してみたいという人は、ぜひTobidale3Dを試してみよう。

tobidale3d_001ブルブル3D方式がどのようなものかは、海外の3D画像共有サイト「3D Porch」を見れば分かるだろう。投稿された画像がアニメーションGIFによるブルブル3D方式で掲載されている他、MPOなどの形式でもダウンロードできるぞ。

tobidale3d_002Tobidale3Dを起動すると、SDカード上のMPOファイルのあるフォルダが一覧表示される。メニューの「設定」からは、3D表示の方式などの設定が可能だ。

tobidale3d_003右上のアイコンからは、Flickrなどのサイトの3D画像を探して表示できる。

tobidale3d_004メイン画面のフォルダをタップすれば、フォルダ内の3D画像の一覧が表示されるぞ。

tobidale3d_005画像をタップすれば、全画面で表示される。画面を左右にスワイプすることで前後の画像に切り替えられる他、2本指でのピンチ操作で拡大・縮小したり、画面をタップすると右側に表示されるスライダーで左右の画像のズレを調節したりできるぞ。

tobidale3d_006左目用と右目用の画像を単に並べただけの通常の画像ファイルは、サムネイルに表示されないことがある。他のファイルマネージャで選択して、開くアプリの一覧で「Tobidale3D(ステレオ、MPO)」を選択すれば開けるぞ。

tobidale3d_007画像を開いたら、端末のメニューボタンを押すと表示されるメニューの「画像保存」から、Tobidale3Dで認識されるMPO形式で保存し直すことができる。

3D Porch
Tobidale3D

関連記事

2012年02月01日14時50分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード:, | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事