Alexaの自作スキルでお気に入りのサイトをフラッシュニュースに対応させよう

Amazonの音声アシスタント「Alexa」のスキルは、簡単な開発者登録をすれば誰でも作成出来る。
特に、「Alexa、フラッシュニュースを再生して」などと呼びかけたときに読み上げられるニュースの内容を追加するための「フラッシュブリーフィング」タイプのスキルなら、プログラミングも一切不要で非常に簡単だ。既存のWebサイトのRSSフィードのURLといくつかの設定を入力するだけでで出来上がるぞ。
一般公開するスキルでは他人のサイトのRSSを勝手に使うのはまずいが、テスト状態で自分のAlexaで試すだけなら構わないだろう。お気に入りのサイトのRSSをスキル化して、Alexaに読み上げさせてみよう。



001

フラッシュニューススキルを作成するには、新しいスキルの作成画面で「フラッシュブリーフィング」を選択しよう。


002

通常のカスタムスキルと比べると非常に簡潔な「ビルド」画面が表示される。読み込みに失敗した場合に流れるエラーメッセージを入力して「保存」を押したら、「新しいフィードを追加」をクリックしよう。


003

「フィード」の欄にRSSのURLを入力し、その他の設定を入力・選択して「追加」を押そう。
「プリアンブル」の欄は最初に提供元を読み上げるときの文言だ。「から」「からお伝えします」「よりお伝えします」「が提供しています」「がお送りします」のいずれかで終わるように記述しよう。


004
設定が完了したら、「テスト」タブに切り替えて「非公開」となっているところをクリックし、「開発中」を選択しよう。自分のアカウントで利用しているAlexa上で使用可能になるぞ。


005

自作したフラッシュニュースのテストを有効にすると、Alexaアプリのメニューの「設定」→「フラッシュニュース」に表示される。右上の「編集」で並び順を変更可能だ。


006

「Alexa、フラッシュニュースを再生して」や「Alexa、今日のニュースは?」などと呼びかけると、最新のニュースの再生が始まる。画面付き機種やモバイル端末上のAlexaなら、このような画面で現在再生中のサイトや記事タイトルを確認できる。
なお、Flashニュースでは、RSSの項目の「description」要素として設定されているテキストが読み上げられるので、既存のサイトのRSSの場合、読み上げられない場合もあるので注意しよう。
無理矢理読み上げに対応させたければ、「はてなブックマーク」のRSSを使うという手があるぞ。記事項目の下のサイト名のリンクから進めるサイトごとの記事一覧ページのURLの末尾に「&mode=rss」を追加すれば、サイトごとのブックマーク登録済み記事のRSSになる。このRSSでは、descriptionにはてなブックマークによって抜き出された本文冒頭が設定されているぞ。

はてなブックマーク

関連記事

2019年06月04日17時02分 公開 | カテゴリー: ライフハック | キーワード:, | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事