Amazonの音声アシスタント「Alexa」には、外部の開発者が機能を追加できる「スキル」という仕組みも用意されている。公開されているスキルはAmazonのWebサイト上で商品と同様に検索でき、使いたいスキルをAlexaに告げればすぐに利用可能だ。
基本的に応答は音声によって行われるので、ほとんどのスキルはスマートスピーカーなどに搭載されたAlexaでも同じように利用できる。アプリ版や「Echo Show」などの画面付きの機器では画面に情報を表示してより便利に使えるスキルもあるぞ。
実用的なものから面白可笑しく暇を潰せるものまで、現時点で日本語用だけでも2000以上のスキルが公開されているので、Alexa対応機器やAlexaアプリを導入したら、ぜひ目ぼしいスキルがないかチェックしてみよう。

Web版Amazon上部の「カテゴリー」→「Echo & Alexa」→「Alexaスキル」などからAlexaスキルのページに進める。検索ボックスや左のカテゴリからスキルを探せるぞ。

・Amazon.co.jp: Alexaスキル

スキルの詳細ページでは、使い方の説明などを確認できる。右に「有効にする」というボタンがあるが、有効にしていなくても呼び出しフレーズを言えば呼び出せるようだ。

なお、現在のFireタブレットのAlexaでは、アプリなどの呼び出し機能と重複するため、スキルを呼び出すには「～を開いて」ではなく「～のスキルを開いて」のように言う必要があるようだ。「～」の部分に当たる名前は、各スキルのページの下部のスキル詳細に「呼び出し名」として掲載されているぞ。

スキルを呼び出したら、スキルの詳細ページなどの説明に従って機能を利用しよう。「Alexa、終了して」などと言えばスキルを終了できるぞ。
長いテキストを読み上げているときは、「Alexa、ストップ」などと言えば停止できる。

一度スキルを使うと、Alexaスキルストアの「有効なスキル」のページに表示される。

不要になったスキルは、詳細ページの「スキルを無効にする」で無効にすれば、「有効なスキル」の一覧から削除出来るぞ。

「ピカチュウトーク」のスキルは、ポケットモンスターのピカチュウとお話しできるスキルだ。挨拶などの呼びかけに様々な反応を返してくれるぞ
・Amazon.co.jp： ピカチュウトーク: Alexaスキル

「豆しば」は、CMなどでお馴染みのキャラクターが日替わりで豆知識を教えてくれるスキルだ。

・Amazon.co.jp： 豆しば: Alexaスキル

「Akinator」のスキルでは、思い浮かべた人物やキャラクターが質問の条件に該当するかどうかを答えていくと思い浮かべた人物を推測してくれる人気サイトを音声入力で楽しめるぞ。

・Amazon.co.jp： Akinator: Alexaスキル

「まねロボ」は聞き取った言葉をAlexaが復唱するスキルだ。Alexaが正しく言葉を認識しているかを確認したい時などに役立つだろう。同様のスキルはいくつか存在するが、「まねロボ」が一番呼びやすそうだ。
・Amazon.co.jp： まねロボ: Alexaスキル