【デバッグ接続】複数端末を接続しているときは「-s」オプションで対象を指定

パソコンにUSBデバッグ接続された端末を操作するための「adb」コマンドでは、コマンドのパラメータとして「-s」に続いて端末の識別IDを指定する事で、対象の端末を指定できる。「adb devices」というコマンドを実行すれば、現在パソコンに接続されている端末のIDが一覧表示される。
パソコンに複数の端末をデバッグ接続している場合は、「-s」オプションによる対象端末の指定が必須だ。
しかし、ID文字列はランダムな英数字列なので、暗記して入力するのは困難だ。毎回「adb devices」を実行してコピペするのも面倒くさい。コマンドをBATファイルに記述するなら、一度コピペするだけなので大した手間では無いが、コマンドプロンプトから直接コマンドを実行することが多い場合には、かなりのタイムロスだ。
デバイス指定を省力化したければ、「-s」オプション付きのadbコマンドをBATファイルにしておくといいだろう。
「@adb -s DEVICE_ID %*」のようなコマンドを記述したBATファイルを「adb1.bat」のようなファイル名で保存しておけば、「adb」の代わりに「adb1」に続いてコマンドを入力することで、「-s」付きのadbコマンドが実行されるぞ。BATファイルが起動されると、記述されたコマンドの「%*」の部分がBATファイルに受け渡された全パラメータに置き換えられて実行されるのだ。「@」は、BATファイルに書かれたコマンドを画面表示せずに実行させるための記号だ。



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コマンドプロンプトで、「adb devices」のようなコマンドを実行すると、このようにデバッグ接続されている端末のIDが一覧表示される。


002

複数の端末が接続されている場合、端末IDの指定が無いと「more than one device and emulator」というエラーが表示されてしまう。


003

「adb」の後ろに「-s」に続いて端末IDを加えてコマンドを実行すれば、該当する端末を対象として処理が実行される。



BATファイルで端末指定を省力化


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メモ帳などのテキストエディタで、「@adb -s DEVICE_ID %*」のようなコマンドを記述し、「adb1.bat」のようなファイル名でadb.exeと同じフォルダに保存しよう。「DEVICE_ID」の部分には、自分の端末のIDを記述する。


005

コマンドを実行するとき、「adb」の代わりに「adb1」と入力し、以降のパラメータを普通に入力すれば、「-s」パラメータを加えたadbコマンドが実行されるぞ。

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2014年10月23日02時48分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード: | Short URL
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