実は多くのスマホには、テレビと接続するための端子がある


スマートフォンの端子というと、パソコンとのデータ転送や充電に使うminiUSB端子ばかりが有名だが、よく探すとそれ以外にもいくつも見つかる。中でも強力な機能を持ちながら使われてないものに「MHL」という端子がある。これは、スマホのモニタに表示されている情報を、テレビに出力するというものだ。つまり、適切なアダプタさえ用意してやれば、他に何も用意しなくても、ネットで公開されている動画等を高品質なテレビの画面で見られるようになる、ということなのだ。




テレビ出力だけでなくカードリーダーとしても使えるアダプタ

JTT Onlineの「5in1 MHL&OTG 簡単マルチカードリーダー」は、MHL搭載のスマートフォンの画面をテレビにHDMI出力したり、マウスやキーボードなどのUSB機器が接続でき、SDやUSBメモリーからデータを読み込みも可能なマルチなカードリーダーだ。幅広の本体にHDMIなどの5つのコネクタが用意されており、それぞれのコネクタにメモリカードなどを接続して使用することができる。本製品のキモとなるMHL出力だが、これはアダプタの一方をスマホのMHL端子、もう片方をテレビのHDMI端子とUSB端子に接続してやることで可能になる。USB端子は電力供給用だ。テレビの側では、最大1080p(フルHD)の解像度で映し出す事ができる。サムスンのGalaxyの旧機種には、独自のMHL端子を搭載している製品があるのだが、そちら用のアダプタも標準添付されているので互換性に問題はない。また、USB端子にはマウスやキーボードも接続できるようになっているのでパソコンユーザーには便利だ。

5in1 MHL&OTG 簡単マルチカードリーダー

関連記事

2014年06月15日07時42分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード: | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事