【特集】本家MSも参戦!無料で編集機能も備えたオフィスアプリが続々登場

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ビジネスや学業に欠かせないソフトの代表格と言えば、ワープロや表計算、プレゼンなどの文書ファイルを扱うオフィスソフトだ。
AndroidなどのモバイルOSでは、一昔前は編集機能を備えたオフィスアプリは有料の物ばかりだったが、最近は無料で全ての機能を利用できるアプリが増えてきている。
この特集では、そんなAndroid用の無料オフィスアプリを一挙に紹介するぞ。
どのアプリにも一長一短があるが、無料で利用できるのだから、全てインストールしておいて状況に応じて使い分けるといいだろう。


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Googleが買収して無料化した「QuickOffice」は、特にプレゼン文書の編集機能が充実しており、ワープロや表計算も、Kingsoft Officeほどではないが充実している。出先でのちょっとした作業ならば、十分にこなせるだろう。


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「Kingsoft Office」は、ワープロ、表計算、プレゼンともに優秀な機能が備わっている。表計算では、QuickofficeやOlive Officeではできない画像の挿入も可能だ。しかし、ワープロ文書で選択範囲に含まれる画像をコピー&ペースト出来なかったり、表計算で未対応の関数を含むセルが勝手に計算済みの値に置き換わるなど、細かな挙動ではQuickOfficeに劣る部分もある。


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「Olive Office」は、プレゼン文書の編集はできないが、ワープロと表計算は十分な機能を備えている。文字装飾や段落レイアウトの自由度は非常に高く、ワープロ文書への図形挿入などQuickOfficeやKingsoft Officeには無い機能も備わっている。


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以前は無料版は閲覧機能のみだった「Docs To Go」も、広告が追加された代わりに編集機能も利用可能になっている。機能は上述の3本と比べると見劣りするが、既存ファイルを編集して保存したときにレイアウトなどの情報を失いにくいという長所がある。普段はテキストの修正くらいしかしないという場合には、他のオフィスアプリより有用かも知れないぞ。


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「AndrOpen Office」は、パソコン用のOpenOfficeを丸ごとスマホ上で動かすという独特の方式。ファイルの表示の正確性や編集機能などは非常に優れているが、スマホの狭い画面では快適な操作は難しい。普段は他のオフィスアプリを使い、正常に表示できないファイルを確認したい時などにこちらを使うといいだろう。


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今やパソコン用オフィスソフトの代名詞的存在となっているMicrosoft OfficeのAndroid版がついに登場したが、機能は貧弱で表示できないファイルも多く、ほとんど使う価値がないのが現状だ。今後の改良に期待しよう。


「OfficeSuite Pro」や「ThinkFree Mobile」は、編集機能を利用できるのは有料版のみだが、有料だけあって機能は充実している。こちらの記事では、QuickOfficeが無料化された当時の主要オフィスアプリを比較しているぞ。

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2014年04月01日11時36分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード:, , | Short URL
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