「Prism Launcher」は、Androidのホーム画面をリプレイスするホーム画面アプリの新星。リリースされたばかりのアプリなのだが、コンセプトがなかなか面白い。「とにかくアプリ起動やウェブ検索を迅速に行う」ということを最優先にしているのだ。そのため、複数枚のホーム画面をスワイプで切り替えたり、ホーム画面上にウィジェットを置いたり……というような、Androidホーム画面アプリにとって「標準的」と言える各種機能が容赦なく削られており、動作は非常に軽快。しかし、単に「低機能」というだけではなく、サーチバーからアプリを検索したりウェブ検索を起動したりすることが可能だし、Android4.4↑の「immersive mode（ステータスバー領域やホームボタン領域などにも表示が行われる画面描画）」にも対応している。

まだファーストリリースからまもなく、設定項目が少ない点がネックだが、今後への期待を込めて紹介しよう。

・Prism Launcher (Beta) – Google Play の Android アプリ



インストール済みアプリが並ぶホーム画面だ。左端スワイプで電話など良く使う機能を一発呼び出しすることもできる。……ただ、例えば「Music」は「Playミュージック」の起動であり、他のアプリを割り当てることができない。ここらへんは、今後のバージョンアップに期待だろう。



画面最上部に常時表示されている検索バーからは、アプリ名の一部を入力することでアプリ起動を行うことができる。日本語でもOKだ。



検索バーにキーワードを入力して虫眼鏡アイコンをタップすると、「Google検索」などのアプリでウェブ検索が行われる。アプリ起動とウェブ検索を同一の検索バーから行うことができる、というわけだ。



設定画面も用意されており、アイコンサイズやグリッド数などを変更可能だ。今後カスタマイズ性が上がっていけば、なかなか実用的なホーム画面アプリになるかもしれない。