【白ロム特集】中古端末はスペックも様々!快適に使える最低ラインを見極めよう
- 2014年02月17日17時17分 公開
- カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス
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最近のスマホは、フルHDディスプレイや2GHz超えのクアッドコアCPUが当たり前になって、どれを買ってもスペック不足で後悔するということは少なくなってきているが、「ヤフオク!」などで手に入る中古端末には何年も前の機種も混じっており、スペックも様々だ。
価格の安さにつられて性能の低すぎる機種を買ってしまうと、使いづらくて後悔することがある。
しかし、スペック表には様々な情報が並んでおり、コンピュータに詳しくないとどれが重要なのか分かりにくい。
そこで、様々なスペック情報のうち、端末を選ぶときにチェックすべき箇所を解説していくぞ。
「スマートフォンデータベース」というサイトでは、日本で発売されたスマホを様々な条件で絞り込んで、詳細なスペックを見比べることが出来る。必要な条件を満たす機種にはどのようなものがあるかチェックしてみよう。
・スマートフォンデータベース: スマートフォンの比較サイト
OSのバージョンはぜひ4.0以上を
スマホに搭載されているOSであるAndroidは、1.6、2.0、2.1、2.2、2.3、4.0、4.1、4.2、4.3、4.4とバージョンアップを重ねて進化を続けている。
2.3からいきなり4.0に飛んでいるのは、タブレット用だった3.x系と統合されたことによるものだが、機能も大幅に向上している。
特に大きいのが、プリインストールされたアプリを無効化する機能の追加だ。端末の動作を無駄に重くしている不要アプリを減らせるので、同程度のスペックのAndroid2.3端末より快適に利用できるだろう。
また、最近ではAndroid 4.0未満のユーザーはかなり減ってきており、4.0以上でなければ使えないアプリも増えてきている。
最近の機種にはないユニークな機能に惹かれた場合や、とにかく安さを重視したい場合以外は、Android4.0以降の機種を選ぶようにしよう。
CPUはデュアルコア以上が望ましい
スマホの演算処理を担うCPUの性能は、コアの数と各コアのクロック周波数で決まってくる。
最近のスマホではクアッドコア(4コア)が主流だが、旧機種ではデュアルコア(2コア)やシングルコアの物も存在する。
3DCGの本格ゲームなどを除けば、ほとんどのアプリはCPUの性能の低い端末でも動作可能だが、性能が低すぎるのは考え物だ。ちょっとした画面の切り替えで待たされるようでは、快適な利用は難しい。
ある程度快適な利用を望むなら、CPUもデュアルコア以上の物を選ぶといいだろう。
メモリ容量は1GBは欲しい
実行中のプログラムが情報を保持するためのメモリ(RAM)は、最近では2GBが主流だが、旧機種では1GBや512MB(0.5GB)などの機種も存在する。メモリが足りないと動作が鈍くなるだけでなく、正常な動作が困難となるアプリもあるので、少しでも多い方がいい。
Android4.0以降の機種ならほとんどが1GB以上のメモリを備えているが、Android2.3の機種でも出来れば1GB以上のメモリを搭載した物を選びたいところだ。
画面解像度はHD以上でないと時代遅れになるかも
画面解像度は、最新の機種では1080×1920ピクセルのフルHD解像度が当たり前となり、小さめの端末などでは720×1280ピクセルのHD解像度も見かけるという状況だが、しばらく前まではより小さな解像度の機種も多かった。
アプリがそれぞれの解像度の画面で正常に表示できるように設計されていないと、テキストがはみ出したり小さすぎて読みにくいなどの不具合が生じる場合がある。以前は高解像度の画面で不具合があるアプリが多かったが、今後はHD未満の低解像度への対応が見送られるケースが増えていくだろう。
正常に表示されなくても動作自体は可能というアプリが多いが、快適に色々なアプリを使いたいならHD以上の解像度の機種が望ましい。
ストレージ容量はあまり重視しなくてOK
ダウンロードしたアプリや写真、音楽などのファイルを保存しておくストレージ(ROM)の容量は、最近では32GBが主流だが、一昔前は8GBや4GB、2GBしかない機種もあった。
これらの機種では、microSDHCカードによる容量の追加が必須だが、SDカードさえ追加すれば大きく見劣りすることはない。SDカードに対応していないNexus5などと比べれば、むしろ多いくらいだ。
大容量のデータを保存するアプリも、大抵はSDカード上への保存に対応している。
ストレージの容量は、OSのバージョンやCPU、メモリ、画面解像度ほど重視しなくてもいいだろう。
カメラの性能は500万画素でも十分
カメラ機能も性能向上が続いており、最近は1000万画素以上が当たり前となってきている。しかし、パソコンやスマホの画面は1920×1080ピクセルのフルHD解像度でも207万画素程度だ。少ない画素数に縮小して表示するのだから、画素数の大きさを活かせる場面はあまり多くはない。
Android4.0以降を搭載した機種なら、大抵は500万画素以上のカメラを備えている。このくらいの画素数があれば、SNSで近況報告の写真をアップする程度の用途には十分だろう。
なお、カメラのフラッシュライトや画面側のカメラが非搭載の機種も希に存在するので注意しよう。
対応規格ではNFC対応の有無をチェック
Wi-FiやmicroSDカード、Bluetoothなどは、ここ数年の間に新しいバージョンの規格が登場してきている。これらの新規格への対応状況も気になるところだ。
最新規格を利用できた方が快適なことは確かだが、旧規格だけでも十分快適に利用できるので、あまり重視する必要は無いだろう。
Wi-Fiは、古いIEEE 802.11b/gにさえ対応していれば、十分に快適な通信が可能。microSDカードも、最大32GBのmiroSDHCに対応していれば、十分多くのデータを保存できるはずだ。
Bluetoothは、最新の4.0の機能を活用した周辺機器が登場しつつあるが、ほとんどの周辺機器はBluetooth3.0でも使用できる。
注意すべきなのは、ICチップや端末とのタッチによるデータ転送を行う「NFC(Near field communication)」の機能だ。古い機種では機能自体が搭載されていない。
Wi-Fiなどと比べると使用頻度は高くないが、今後はNFCを利用するアプリや周辺機器が増えてくるかも知れないので、スマホを様々な形で活用したい人は、NFC対応の端末を探すといいだろう。
その他の機能の不足がないかもチェック
最近の機種では、海外メーカーの機種でもワンセグやおサイフケータイなどに対応し、防水防塵も備えている機種が多いが、以前はこれらの機能を備えていない機種も多かった。
外部チューナーや電子マネーカード、防水ケースなどと合わせて利用すれば補うことは可能だが、本体だけで済ませたければこれらの機能の有無にも注意しよう。
スペック表には出ない評判も調べよう
スペックや搭載機能の面では優れていても、バッテリの持続力や動作の安定性などに難がある端末も少なくない。
未発売の機種を予約して購入すると、不具合に見舞われて後悔することもあるが、発売済みの白ロム端末なら、ネット上のクチコミサイトや掲示板、ブログなどで評判が確認できるので安心だ。
気になる端末があったら、Googleで検索するなどして評判を確認しよう。
定番のクチコミサイトは、価格比較サイトとしても知られる「価格.com」。Googleなどで機種名を検索したときに上の方に出てくるはずだ。「レビュー」の平均満足度が5点満点中4.5点もあれば、評判が良いと言えるだろう。4点を下回っている場合などは、何か重大な難点があるかも知れないので、コメント欄なども確認して検討しよう。
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