ドコモの2013冬-14春モデル発表!Xperia Z1&Z1f、GALAXY J&Note3など10機種



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ドコモの2013年冬~2014年春の新製品発表会が10月10日に開催され、Androidスマホ9機種、タブレット1機種など計16機種が発表された。
発表会の様子はYouTube/USTREAM/niconicoで生中継され、現在も録画映像で視聴可能。
新製品の特徴やスペックなどの情報は、特設サイトや報道発表資料で確認できる。

2013-2014冬春モデルの主な特長 | 製品 | NTTドコモ

報道発表資料 : 2013-2014冬春モデルの16機種を開発・発売 | NTTドコモ

スマホ・タブレット全機種が2.2GHz~2.3GHzのクアッドコアCPUを搭載するなど、前シーズンに引き続いていずれも十分なスペックを備えており、スペック不足の心配無しに、付加機能や大きさ、デザインなどの好みで選択できそうだ。
その他、全機種が64GBまでのmicroSDXCカード、IEEE802.11 a/b/g/n/acのWi-Fi通信、Bluetooth4.0、NFC、FeliCa、ワンセグのテレビ放送に対応し、LG G2を除く9機種が受信最大150MbpsのXi(LTE)通信に対応(LG G2は下り最大112.5Mbps)。
赤外線通信機能が省かれている機種が多いのが気になるところだ。連絡先交換の手段は多様化してきているが、今でも赤外線通信を使う人と沢山出会うという人は要注意だ。

当初「3トップ」として噂されていたように、「XPERIA Z1 f」「AQUOS PPHONE ZETA」「ARROWS NX」の3機種が「ドコモのおすすめスマートフォン」として売り出されるようだ。
なお、ドコモではインテルやサムスンが開発する「Tizen OS」を搭載した端末の発売を予定していたが、ドコモ関連アプリの開発の遅れなどを理由に延期されることとなった。


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ソニーモバイルからは、auからも登場したXperia Z1が「Xperia Z1 SO-01F」として登場。
約5.0インチ1080×1920ピクセルのフルHDディスプレイと3000mAhのバッテリを搭載した大きめモデル。側面に金属素材を使用していることもあってか、約74×144×8.5mm、約171グラムと、画面サイズの割に大きめ・重めなのが気になるところか。
約2070万画素の高性能なメインカメラに加え、スリープ状態から素早く撮影体勢に移れるカメラボタンも搭載しているのが特徴。サブカメラも約220万画素と比較的高性能だ。
メモリ(RAM)は2GB、ストレージ(ROM)は32GBと標準的。
ワンセグだけでなくフルセグのテレビ放送にも対応する他、ドコモ独自のNOTTVにも対応。赤外線通信も搭載し、防水・防塵性能は高性能なXPX5/8・PX5X等級。
カラーはブラック、ホワイト、パープルの3色が用意される。

docomo Xperia Z1 SO-01F | 製品 | NTTドコモ


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ソニーからはもう一つ、約4.3インチの720×1280(HD)ディスプレイを採用した小型版となる「Xperia Z1 f SO-02F」も登場。寸法は65×127×9.4、質量は140グラム。バッテリ容量は2300mAhと小さい分だけ少なめになっている。
SO-01Fと同じ2070万画素の高性能メインカメラや220万画素のフロントカメラ、カメラボタンなどを搭載。
メモリは2GBだが、ストレージ容量は16GBに半減。また、赤外線通信やフルセグ、NOTTVは未搭載。防水・防塵性能はSO-01Fと同じく高性能なXPX5/8・PX5X等級だ。
カラーはブラック、ホワイト、、ライム、ピンクの4色。

docomo Xperia Z1 f SO-02F | 製品 | NTTドコモ


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シャープからは「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」が登場。
約5インチ1080×1920ピクセルのフルHDディスプレイには省電力なIGZO液晶を搭載し、3000mAhのバッテリによって充電無しで3日間という電池持ちを実現しているとのこと。
約70×141×8.9mmと手頃な大きさで、重さは5.0インチ機種としてはやや軽めの約139グラム。
メモリとストレージの容量は標準的な2GB/32GB、メインカメラはやや高性能な約1630万画素、フロントカメラも210万画素と比較的高性能だ。
ワンセグ・フルセグ共に視聴だけでなく録画にも対応し、NOTTVにも対応するが、赤外線通信機能は未搭載。IPX5/7の防水性能を備えるが、防塵性能の記載はない。
独自機能として、端末を手に持つだけで画面点灯などの動作を行なってくれる「グリップマジック」なども搭載。
丸みを帯びたボディは、メタリックな光沢のホワイト、レッド、ネイビーの3色が用意される。

docomo AQUOS PHONE ZETA SH-01F | 製品 | NTTドコモ


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SH-01Fには、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」とのコラボレーションモデル「SH-01F DRAGON QUEST」も登場。メタルスライムをあしらった銀色のボディに、Android版ドラクエ8をプリインストール。その他、オリジナルアプリや壁紙、アイコンなどドラクエ仕様のオリジナルコンテンツが多数収録されるようだ。

docomo SH-01F DRAGON QUEST | 製品 | NTTドコモ


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シャープからもう1機種「AQUOS PHONE EX SH-02F」が登場。約4.5インチのIGZO液晶を備え、約63×128×9.8mm、約122グラムと今期モデルの中でも最もコンパクトなスマホだ。小さめながらも画面の解像度は1080×1920ピクセルのフルHDなので非常に高精細。バッテリ容量は2120mAhとかなり少なめだ。
メインカメラは約1310万画素、フロントカメラは約120万画素と標準的。メモリは2GBだがストレージは少なめな16GB。赤外線通信やフルセグ、NOTTVは未搭載、IPX5/7の防水性能を備えるが、防塵性能については未記載。
カラーはホワイトとマゼンダの2色。

docomo AQUOS PHONE EX SH-02F | 製品 | NTTドコモ


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富士通から登場の「ARROWS NX F-01F」は、約5.0インチ1080×1920ピクセルのフルHDディスプレイに3200mAhの大容量バッテリを搭載。寸法は約70×140×10.0mm、質量は約150グラムと5.0インチ機種としては平均的だ。
メインカメラは1310万画素、フロントカメラは約130万画素、メモリは2GB、ストレージは32GBなどスペックも標準的。
ワンセグに加えてフルセグの視聴にも対応し、NOTTVにも対応、赤外線通信も搭載。防水性能はIPX5/8と高性能だが、防塵性能については記載がない。
独自機能としては、富士通機種でお馴染みの指紋認証などを搭載する。
カラーはホワイト、ブルーブラック、マゼンダの3色が用意される。

docomo ARROWS NX F-01F | 製品 | NTTドコモ


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富士通からは「Disney Mobile on docomo F-03F」も登場。画面サイズは4.7インチだが解像度は低めの720×1280ピクセル(HD)で、液晶ではなく有機ELを採用。寸法は約67×134×10.3、質量は約148グラムと、5.0インチ機種と比べると一回りコンパクトだ。バッテリ容量はこのサイズでは主流の2600mAh。
1310万画素メインカメラ、約130万画素フロントカメラ、2GBメモリ、32GBストレージなどのスペックはF-01Fと同じ。赤外線通信を搭載しているが、フルセグやNOTTVには未対応。防水性能はIPX5/8と高性能だが、防塵性能については記載がない。
富士通独特の指紋認証は、こちらにも搭載されるようだ。
ミッキーのシルエットがあしらわれたボディはホワイト、ピンク、ブルーの3色が用意され、ディズニーキャラのコンテンツも多数用意されるとのことだ。

docomo Disney Mobile on docomo F-03F | 製品 | NTTドコモ


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韓国のサムスン電子からは、5.7インチの大画面端末「GALAXY Note 3 SC-01F」が登場。画面サイズはGALAXY Note IIの5.5インチより大きくなり、バッテリ容量も3200mAhへと増えているが、大きさ・質量はスリム化され、約79×151×8.3mm、約172グラムに。
画面解像度は1080×1920ピクセルのフルHDだが、人間の目が識別しにくい赤と青の画素を減らしたダイアモンドペンタイル配列の有機ELを採用しており、実質的な解像度は通常の液晶より低いことに注意したい。
スペック面では、メモリ容量が3GBと多めなのが特徴。ストレージ容量は標準的な32GB、メインカメラは標準的な約1320万画素、サブカメラは比較的高性能な210万画素。
また、他機種より一足早く、最初からAndroid4.3を搭載しての発売となる。
赤外線通信は搭載しないがIrRCリモコン機能を搭載。フルセグは未搭載だが、NOTTVには対応。防水・防塵には未対応。
カラーはブラックとホワイトの2色。

docomo GALAXY Note 3 SC-01F | 製品 | NTTドコモ


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サムスン電子からは、日本向けの独自モデル「GALAXY J SC-02F」も登場。5.0インチ、1080×1920ピクセル(フルHD)の有機ELディスプレイを備え、寸法は標準的な約70×137×8.6mm。バッテリ容量は5.0インチ機種としては今や少なめな2600mAh。
大容量の3GBメモリを備え、最初からAndroid4.3を搭載するなど、大きさ以外のスペックはGALAXY Note 3とほとんど同じ。ストレージ容量は32GB、メインカメラは約1320万画素、サブカメラは210万画素。
赤外線通信は搭載しないがIrRCリモコン機能を搭載。フルセグは未搭載だが、NOTTVには対応。防水・防塵には未対応だ。
日本人向けにデザインしたというボディはホワイト、ブルー、ピンクの3色が用意される。

docomo GALAXY J SC-02F | 製品 | NTTドコモ


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韓国LG電子からは、「G2 L-01F」が登場。au向けには名前を変えて独自アレンジを加えたモデルが登場していたが、こちらはグローバルモデルと同名。
5.2インチ1080×1920ピクセル(フルHD)の大きめな液晶ディスプレイを備えながら、約71×139×9.2mm、約145グラムの大きさに抑えられている。バッテリ容量は画面が大きい割に少なめな2900mAh。
メインカメラは約1320万画素と平凡だが、フロントカメラは高性能な240万画素の物を搭載。2GBメモリ、32GBストレージなどのスペックは標準的だ。
機能面では、赤外線はIrRCリモコンのみ搭載、フルセグ、NOTTV、防水・防塵機能は未搭載。
他機種では対応しているXi(LTE)の1.7GHz帯に未対応で、通信速度も下り最大112.5Mbpsまでと他機種の150Mbpsより低くなっているのも気になるところだ。
カラーはブラックとホワイトの2色。

docomo G2 L-01F | 製品 | NTTドコモ


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タブレット端末としては、富士通から「ARROWS Tab F-02F」が登場。
10.1インチで2560×1600(WQXGA)の高精細液晶を搭載。寸法は約261×169×8.9mm、質量は約519グラムで、Nexus10の603グラムやiPadの652~662グラムなどと比べても軽め。
2GBのメモリに64ギガバイトの大容量ストレージ、約808万画素のメインカメラと約130万画素のフロントカメラ、9600mAhのバッテリを搭載。
ワンセグだけでなくフルセグの視聴・録画に対応し、NOTTVにも対応。タブレットなのでおサイフケータイや赤外線通信には未対応だが、高性能なIPX5/8等級の防水性能とIP5X等級の防塵性能を備えている。
富士通製端末でお馴染みの指紋認証機能では、マルチユーザーでのユーザーごとの環境への切り替えも可能だ。

docomo ARROWS Tab F-02F | 製品 | NTTドコモ

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2013年10月10日20時11分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード:, | Short URL
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