Web版Google Playストアが刷新され多数の機能が廃止されるも一部機能は裏技で利用可能

Androidアプリなどの配布サイトである「Google Playストア」のWeb版がAndroidアプリ版と同様のデザインにリニューアルされたが、多くの機能が削除されてしまっており、ユーザーからは不満の声が相次いでいる。

アプリの詳細ページでは、レビューの日付などによる並び替えや星の数などの条件による絞り込みが出来なくなり、最新事情が反映された新しいレビューや低評価を付けている人のコメントなどの確認が手軽に行なえなくなってしまった。
検索結果の画面も、アプリの概要が表示されなくなったり、「次へ」のリンクが無くなって48件目以降のアプリを見られなくなってしまったばかりか、「無料アプリのみ」などの検索オプションまで削除されている。
「マイアプリ」のページは、過去にインストールしたアプリがすべて表示されてしまい、現在も使用中のアプリだけを表示することが出来なくなってしまっている。
また、アプリが利用するパーミッションの情報がインストールボタンを押さないと表示されなくなっていたり、以前はアプリ右サイドバーにあった更新日時などの情報が下の方に追いやられてスクロールしないと確認できないなど、廃止を免れた機能も使い勝手は低下気味だ。
一方、改良されたと言える点と言えば、開発者のアプリ一覧などで画面下までスクロールすると続きの項目が取得されて継ぎ足されて表示されるようになったことくらいだ。
ここまで不便だと、わざとアプリを探しにくくして余計なアプリを買わせようという魂胆なのではないかなどと邪推したくなってしまう。

しかし、削除されてしまった機能の内のいくつかは、リンクが無くなってしまっただけでURLにパラメータを加えれば無理矢理利用することが可能なので、そのうち復活する可能性もある。
検索結果のURLに「&price=1」を付け加えれば、無料アプリのみを表示させることが可能だ。
48件目以降の検索結果を表示させたければ、「&start=48」などと付け加えれいい。最大500件目まで表示できるようだ。
また、「&hl=en」や「&hl=ja」などを加えれば、表示言語を変更することも出来るぞ。日本語のレビューが無い海外アプリで英語のレビューを確認したい時などに役立つだろう。

なお、今回の改装に伴い、あんスマのサイドバーにある更新速報や、特製ツール「AndroidSmartManager」の一部機能も正常に動作しなくなっていたが、現在は修正済みだ。



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検索結果などのページは、このようなタイル状の表示に変更され、アプリの概要などが表示されなくなってしまった。いちいち詳細ページを開かないとどのようなアプリか分からないことも多く、非常に不便だ。


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詳細ページでは、サイドバーが廃止され、詳細情報を確認するにはいちいちスクロールしなければならなくなっている。画面が狭いと説明すら満足に表示できない。左のナビゲーションボックスの下がスカスカなのも不格好だ。


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パーミッションの一覧は、「インストール」ボタンを押さないと表示されない。これにより、Google検索でパーミッションを条件としてアプリを検索するテクも使えなくなってしまった。


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レビューは右の「>」をクリックすることで続きを表示できるが、並び替えや絞り込みは出来なくなってしまった。


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「マイアプリ」の画面では、過去にインストールしたアプリがすべて名前順で表示され、読み込みに時間がかかり、メモリ使用量も多くなってしまっている。また、何故かアプリの概要が表示され、検索結果などとの一貫性も無い。


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検索結果で無料アプリのみを表示させたければ、アドレスバーのURLの後ろに「&price=1」を追加しよう。後ろの方の検索結果を見たい場合は、「&start=48」などと追加すればいい。


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このように、検索結果から有料アプリを除外できたぞ。


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URLに「&hl=en」を加えれば、英語版の説明やレビューを確認できる。

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2013年07月18日04時39分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, , | Short URL
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