auの新製品・サービス発表会が開催され、今夏に発売されるスマートフォン4機種が発表された。全機種とも下り最大100Mbpsとなった「4G LTE」に対応する。今回は発表会の様子の動画配信などは行なわれなかったようだが、特設サイトやニュースリリースのページには新製品の情報が掲載されているので、気になる人はチェックしてみよう。

以下では各機種の特徴をまとめたぞ。

・au SUMMER SELECTION 2013｜au

・“持つ” から “使いこなす” へ。2013年スマートフォンの新たな提案について 〈別紙〉 | 2013年 | KDDI株式会社

台湾のHTCからは金属製のボディがカッコいい「HTC J One HTL22」が登場。1080×1920ピクセル(フルHD)の4.7インチ液晶ディスプレイに1.7GHzクアッドコアのCPU、2GBのメモリ(RAM)と32GBのストレージ(ROM)を備えた高性能機種だ。
大きさは約69×138×10.5mm、重さは約157ミリとやや大きめだが、バッテリは2300mAhと少なめ。
高性能なデュアルフロントスピーカーを備え、イヤホン無しでもハイクオリティなサウンドを楽しめるのが大きな特徴となっている。
一方、メインカメラの画素数が約400万画素と他機種の3分の1以下しか無いのが気になるところだ。明るさや連写性能などは優れており、画素数もフルHD画面の約207万画素は上回っているので十分のように思えるが、少しズームするだけで画面解像度より荒くなってしまう。
しかし、画面側に搭載されているサブカメラは約210万画素という高めの画素数になっており、高画質な自分撮りが可能だ。
microSDXC、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.0、NFC、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信などの機能は搭載しているが、防水・防塵機能は搭載されていないことにも注意が必要だ。

ソニーモバイルからは人気シリーズの新モデル「Xperia UL SOL22」が発売。
5インチの1080×1920ピクセル(フルHD)液晶ディスプレイ、1.5GHzのクアッドコアCPU、2GBのメモリ(RAM)16GBのストレージ(ROM)などまずまずのスペックだ。
大きさは約71×135×10.5mm、重さは約145グラムで、バッテリ容量は2300mAh。
メインカメラは約1310万画素で、最大15枚/秒の連写も出来るなど高性能。ただし、サブカメラの画素数は約31万画素と低めだ。
microSDXC、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.0、NFC、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信機能も完備し、防水・防塵の性能も従来機種より高いIPX5/8・IP5Xとなっている。

シャープの「AQUOS PHONE SERIE SHL22」は省電力のIGZO液晶に加え、3080mAhの大容量バッテリを備えた高持久力の端末だ。
ディスプレイは4.9インチ720×1280ピクセル(HD)で、大きめの割に解像度が高くないが、CPUは高性能な1.7GHzクアッドコアCPUを搭載。2GBメモリ、16GBストレージなどその他のスペックも上々で、最初から最新OSのAndroid4.2を搭載。
カメラはメインが約1310万画素、サブが約207万画とどちらも高性能。メインカメラにはF1.9の明るいレンズが搭載されている。
microSDXC、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0、NFC、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、防水・防塵機能などの機能も網羅。
大きさは約142×70×9.9mm、重さは約155グラムで、バッテリが多いこともあってか他機種より重くなっている。

京セラから登場の「URBANO L01」は、大きさ約134×65×10.8mm、重さ約140グラムと手頃なサイズながら多めの2700mAhバッテリを備えた機種。
ディスプレイ自体がスピーカーとなることで通話相手の声を聞き取りやすくする「スマートソニックレシーバー」機能などが特徴だ。
ホームキーなどは物理的なボタンになっており、スリープから復帰させやすいのも嬉しい。
4.7インチ720×1280ピクセル(HD)の液晶に1.5GHzデュアルコアCPU、2GBメモリ、16GBストレージなどスペックは余り高くないが、OSはAndroid4.2を搭載。
カメラはメインが約1300万画素、サブが約97万画素。microSDXC、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.0、NFC、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、防水・防塵(IPX5/8・IP5X)などの機能も揃っている。