ショートカットから不要なプロセスを一括終了できる「Task Kill」

一般的なAndroidのアプリは、画面を閉じても完全には終了せず、次回使用時に素早く表示できるようにバックグラウンドで待機するようになっている。空きメモリが無くなると、しばらく使っていないアプリが自動的に終了されるが、使い終わったアプリを残しつつ後でまた使うつもりだったアプリを終了してしまうなど、あまり融通が利かない。
タスクキラーなどと呼ばれるアプリを使い、ユーザーの判断の下で不要なプロセスを終了してやれば、よく使うアプリの動作を軽くしたりバッテリの消費を抑えられることがあるぞ。
手軽に不要なプロセスを終了させたければ、error484という開発者が公開している「Task Kill」を使ってみよう。対象アプリなどの設定を登録してホーム画面やランチャーアプリにショートカットを作成しておけば、それを実行するだけで素早く不要プロセスを終了できる。
対象アプリの指定では、終了させたいアプリを指定するブラックリスト方式と、終了させたくなアプリを指定するホワイトリスト方式の2種類が選択可能。設定は複数登録できるので、普段はブラウザなどよく使うアプリは素早く利用できるように残しておき、メモリを沢山使うゲームをするときは全て終了するなど、状況に応じた使い分けも可能だ。

Task Kill – Google Play の Android アプリ




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Task Killを起動すると、実行中のアプリの一覧が表示されるので、一括終了の方法や対象を設定しよう。通常は、下の一覧でチェックを入れたアプリが終了対象となるが、「killBackgroundProcess」の右のチェックボックスにチェックを入れれば、一覧でチェックを入れられたアプリ以外が終了対象となる。
「killBackgroundProcess」の欄では終了させる方法を選択できるが、通常は「killBackgroundProcess」のままが良いようだ。


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一番上の「起動中アプリ」の欄をタップすれば、インストールされている全てのアプリや強制停止が可能な全てのアプリの一覧に切り替え可能だ。対象にしたいアプリが起動中でない場合はこちらを使おう。


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対象を選択し終わったら、メニューの「保存」を実行しよう。


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新規作成の場合は設定名の入力ダイアログが表示されるので、分かりやすい名前を入力しよう。


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設定保存後は、メイン画面2段目の「新規作成」の欄をタップすることで設定を読み込める。対象アプリの選択を修正して再び保存を実行すれば上書き保存が可能だ。


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メニューの「設定」では、ショートカットからの終了処理実行時に通知を表示するかの設定を行なえる。初期状態ではオンになっているが、邪魔な場合はオフにしよう。


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次に、ホームアプリやランチャーアプリのショートカット登録画面で「Task Kill」を選択。


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このような画面が表示されたら、設定を選択して「OK」を押す。


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このようなショートカットが作成され、タップすれば設定に従ってバックグラウンドプロセスが終了されるぞ。

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2013年04月17日00時04分 公開 | カテゴリー: チューンアップ | キーワード: | Short URL
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