【root必須】Playミュージックにアップした音楽を任意のプレイヤーで再生できる「GMusicFS」

Googleがアメリカ等で提供している「Playミュージック」は、HDD内の音楽ファイルを全て(最大20,000曲)アップロードできる、超太っ腹な音楽用ストレージだ。後述するように、日本人も、ちょっとしたテクを使えば利用することができる。
しかし欠点は、「Playミュージック」専用のプレイヤーアプリを使わないと再生できない、ということ。「Playミュージック」にアップロードした音楽を、定番の「Poweramp」など、使い慣れた音楽プレイヤーでは聴くことができないのだ。
「GMusicFS」は、「Playミュージック」にアップロードした音楽を、任意のプレイヤーアプリで再生するためのroot必須アプリ。「Playミュージック」のストレージを、仮想的に「スマートフォン内ストレージ」として扱う、という仕組みだ。


参考

Playミュージックを国内から利用する方法や、「Poweramp」については上記記事を参考に。

「Playミュージック」のストレージをスマートフォン内ストレージとしてマウント

「GMusicFS」を導入して初期作業を行うと、「Playミュージック」ストレージ内のファイルが、本体内「/gmusicfs/(GMailアカウント)/Albums/」内であるかのように扱われる。従って、普段使っている音楽プレイヤーでそのフォルダを「音楽フォルダ」として指定すれば、「Playミュージック」ストレージ内のファイルを再生することができるのだ。まだ動作が若干不安定で、プレイヤーアプリによっては正常に動かないようだが、今後安定性はどんどん上がっていくだろう。


GMusicFS: play cloud Google Music in most music players apps : Android

前提として、「Playミュージック」へのアップロードは必要だ。「Playミュージック」アプリ上でなら普通に音楽を再生できる、という状態にしておこう。



「GMusicFS」アプリをインストールして起動する。root必須なので注意。「Next」をタップ。

「Playミュージック」ストレージ上のファイルの読み取りや、マウントなどが行われる。通知に「FS Mounted」と表示されるまで少し待とう。



以後、「Playミュージック」ストレージ内のファイルが、本体内「/gmusicfs/(GMailアカウント)/Albums/」内であるかのように扱われる。

従って、上フォルダをプレイヤーアプリで「音楽フォルダ」として指定すれば、「Playミュージック」ストレージ内のファイルを再生することができるのだ。

編集部の環境では、音楽ファイル自体の読み取りはできたが、タグが正常に読み取れなかった。従って、「Poweramp」でタグベースの音楽選択を行うことはできなかったが、「フォルダ」から音楽を選択し、再生することは可能だった。ここらへんの挙動は、まだ「完全に安定している」とは言えないようだ。本文通り、今後に期待だろう。

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2013年03月11日21時25分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード:, | Short URL
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