クイックコントロールなどの操作性が高いブラウザ「Habit Browser」

「クイックコントロール」とは、スマートフォンの画面端から画面内に向かってスワイプ操作を行うと、円形のコントローラが表示され、コントローラ内で「戻る」「お気に入り」など、ブラウザの各操作を行うことができる、という機能。「ICS Browser(+)」などの一部ブラウザで既に搭載されている、Androidらしい/カッコいい/便利な操作方法だ。
登場したばかりの「Habit Browser」は、「クイックコントロール」や、後述する、ツールバーボタンの二段機能など、特に操作性にこだわって作られているブラウザだ。導入するだけで、ページの最上部に戻る、前のページに戻るなど、日常的なブラウザ操作がラクになるはず。特に、現在Android標準ブラウザや「ICS Browser(+)」などを使っている人にオススメなブラウザだ。


参考

本文でも紹介した、「クイックコントロール」機能を搭載したブラウザ「ICS Browser +」を紹介している。

「Habit Browser」のクイックコントロール機能を使いこなす

Habit Browser – Google Play の Android アプリ

「Habit Browser」でウェブページを開き、画面の端、例えば右端から画面内に向かってスワイプ操作を行うと、円形のコントローラが表示される。そのまま指を動かし「戻る」「進む」などの各ボタン上で離せば、その操作を行うことができる、という仕組みだ。見た目的にカッコ良いし、ある程度使い慣れてくれば、例えば、「画面右端から真ん中に指を動かし、さらに左上に指を動かして離すと『戻る』」というように、体で操作を覚えることができるので、操作性が非常に高い。

「Habit Browser」のクイックコントロールは、右端から発動させた場合と、左端から発動させた場合で、別のコントローラが表示される。左端から表示させた場合のクイックコントロールは、「ページの最上部に移動する」「ページの最下部に移動する」などだ。

設定内でクイックコントロール内のメニュー配置やメニュー数などを変更することもできる。

様々な操作を割当可能だ。普段のスマートフォンの使い方にもよるが、「左手(右手)の片手操作を行うことが多い」という人の場合、よく使う機能を片側に固めた方が便利かも。

他の主要機能もチェック

画面最下部のツールバーボタンが、二重表示になっている点も特徴だ。例えば、左から2番目のボタンは、大きく「進む」、小さく「画面最下部へ」になっている。タップだと「進む」、ロングタップだと「画面最下部へ」が発動するのだ。つまり、合計12個の操作を、ツールバーボタンから行うことができる。

複数タブを切り替えるタブ型ブラウザだ。「タブ一覧表示」ボタンをロングタップすると「新しいタブを開く」になる。

新規タブに表示されるお気に入りサイト一覧は「スピードダイヤル」と呼ばれる。ブラウザのお気に入りの中の、特にお気に入りなサイトを登録する、というようなイメージだ。ここらへんは「Opera」に近い。

検索バーの使い勝手は「Opera」の方が上?

「Chrome」など、アドレスバーと検索機能が一体化しているブラウザと異なり、「Habit Browser」は、アドレスバーから検索バーが独立している。しかし、直前に入力した検索キーワードが保持されない。「Opera」など、検索キーワードが保持されるブラウザに比べると、若干使い勝手は落ちる、ように思える。

例えば、「A」というキーワードでウェブ検索を行い、検索結果を見て「Bというキーワードを加えてもっと絞り込みたい」と思った場合、「Habit Browser」では、「A B」と入力する必要がある。

Operaの場合、「A」というキーワードが保持されているから、「 B」と追加入力すれば、「A B」というキーワードで絞り込み検索を行うことができる。

参考

関連記事

2013年02月20日08時00分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事