答案をPDF化して送り合えば、高機能PDFアプリで勉強会中の書き込みも自由自在

タブレットユーザーの多い勉強会であれば、答案データをPDFで送り合うのがオススメだ。PDFになっていれば、高機能型のPDFアプリを使うことにより、答案に書き込みなどを行うのが簡単だからだ。ほかの人の答案を検討しながら、「この段落の流れはよいので参考にしたい!」という箇所にマークを入れたり、自分の答案に対するダメ出しを聞きながら「ここが説明不足なので次はきちんと書けるようにしておかねば」という箇所にチェックを入れたり、というような使い方だ。
Wordなど、一般的なエディタで答案を作成しているのであれば、「仮想プリンタ」と呼ばれる仕組みで動作するフリーソフトを使おう。作成した答案を、簡単な操作でPDF化することができる。PDF化の方法と、スマートフォンやタブレット上でPDFに書き込みを行う方法を紹介する。


「PrimoPDF」でWORD文書をPDF化

XLsoft エクセルソフト : activePDF 無料 PDF 作成/変換ソフトウェア PrimoPDF 4.1 日本語版 – ホーム

「PrimoPDF」をダウンロード。解凍して出てくるインストール用ファイルを使い、インストール作業を行う。画面の指示通りで大丈夫だ。

以後、Wordなどで答案を作成したら、印刷機能を呼び出す。



「プリンタ名」で「PrimoPDF」を選択して「OK」をクリック。



「PrimoPDF」ウインドウが表示される。元のファイル名が日本語の場合、初期状態では文字化けしているので、「ファイルの保存先」で右端のボタンをクリックし、保存先、ファイル名を設定して「保存」しよう。

これでPDFファイルが生成される。このファイルを皆に流せばよい。

書き込みが可能な高機能型PDFアプリを使う

PDFビューアとしての基本的な性能が高く、かつ書き込みが可能なAndroid用アプリは、すべて有料だ。ただ、特に画面の大きなスマートフォンやタブレットを使っている人であれば、書き込み機能は重宝するはずだ。買っておいて損はないぞ。


RepliGo PDF Reader – Google Play の Android アプリ

PDFへの書き込みを行う場合には、いわゆるスタイラスペンを利用するのがオススメなのだが、「使ったことがないので、実際問題として便利なのかどうかがよく分からない」という人も多いはず。Amazonなら100円台から見つかるので、まず安いもの買って試してみるのが良いのでは。安いスタイラスは概して壊れやすいが、数回試しに使うだけなら十分だ。便利そうだと思ったら、800~1500円程度のものを買い直そう。

書き込みが可能なPDFアプリの中で、特にオススメなのは「Repligo PDF Reader」。開いたPDFに対して、画面右のツールボックスを利用し、自由に書き込みを行える。書き込み後には自動保存が行われている。

勉強会が終わって帰宅したら、書き込み済みの答案をDropboxにアップロードしよう。Dropboxアプリで勉強会用フォルダを開き、メニューから「ここにアップロード」。書き込み済み答案を選択すればよい。

Dropboxにアップロードすれば、PCからでも書き込み済みファイルを開くことができる。当然ながら、印刷も可能だ。期末前などには、書き込み済み答案を印刷し、紙の状態にして読みながら勉強するのがオススメ。

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2012年12月27日17時00分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード:, , | Short URL
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