勉強中に出てきた疑問も「Shot Note」とEvernoteで解決し期末試験に備える

自分で本を読んだり、問題集を解いたりして勉強していると、よく分からない点が、どうしたって出てくる。自分で考えてもよく分からないポイントや、ふと頭に浮かんだ疑問点などは、付箋紙に書き込んで本に挟んでおこう。……と、ここまでならやっている人も多いはずだが、「友達に会ったとき議論してみよう」と思いつつ忘れていたり、結局解決されないまま期末試験を受けて、試験中に「しまった、疑問に思った場所なのに……」となったりすることもあるのでは。
付箋紙に書き込む疑問点も、ノートと同様、「Shot Note」でEvernoteに放り込んでおこう。Evernoteには、ノートに対して「タグ」を付与する機能も搭載されている。オススメなのは、投稿時に「未解決」タグを付けておき、解決した時点でタグを外す、という使い方。「まだ解決されていない疑問点」だけを、スマートにリストアップすることができるぞ。

まず、Evernote上に「勉強疑問点」ノートブックを作成する。付箋紙を大量に使う人の場合は、科目ごとに、「(年)(学期)(科目名) 疑問点」ノートブックを作成する、という手もある。さらに、「タグ」として「未解決」を作成しておく。ノートブックを科目別に作るにせよ、タグは1つでよい。



「Shot Note」には付箋紙バージョンもあるのだ。この商品を利用しよう。


疑問点が出たら付箋紙をEvernoteに投稿

疑問が生まれたら、その疑問を付箋紙に書き込み、本に貼り付けておく。

さらに、付箋紙を、ノートの場合と同様に「Shot Note」アプリで撮影する。「タグ」の右の矢印ボタンをタップし、「未解決」タグを付けておこう。

上述通りEvernote上でタグを作成した後、「Evernoteからタグをインポート」をタップすれば「未解決」タグが表示されるはず。このタグにチェックを入れる。

ノート投稿が完了したら、このノートを疑問点用ノートブックに移動させる。PC用サイト上で行ってもよいが、アプリ上で行う場合は、まず「notebook」を開いてノートをロングタップし「ノートブックへ移動」をタップ。

疑問点用ノートブックを選択して「OK」で移動が行われる。

疑問が解決したら答えを書き込み「未解決」タグを外す

疑問が解決したら、その答えをノートに書き込んでおこう。Evernoteに投稿した「ノート」は、後からでも自由に編集できる。付箋紙画像の後に答えを、PC上で入力しておけばよいのだ。



疑問に対する答えが分かったらノート編集を行う。文章を打つので、できればPCの方がよい。ノートを開いた状態で「編集」をクリック。

テキストで答えを書き込む。



さらに、上部の「詳細を表示」をクリックし、「未解決」タグの×マークをクリックしタグを外しておこう。作業が終わったら「完了」をクリック。

試験前には疑問点用ノートブックと「未解決」タグを要チェック

このような作業を日常的に行っておけば、疑問点用ノートブックは、「自分が持った疑問点集」になる。期末前や、何年か後に、以前の自分がどんな疑問を持ったのか、それに対する答えは何だったのかを、網羅的にチェックすることができるのだ。
また、期末前には、「未解決」タグが付いた(ままの)ノート一覧をチェックしよう。そこに表示されているのは、「以前自分が疑問に思った、まだ解決されていない点」だ。試験を受けに行く前に解決しておけば、試験中に「しまった!!」とならずに済む、というわけだ。

疑問点用ノートブックは、「自分が持った疑問点集」だ。試験前の勉強において、これは非常に有用な情報だぞ。

「未解決」タグが付いたままになっているノートは、まだ解決されていない疑問だ。普段あまり話さない同級生や先輩など、各種のコネクションを駆使し、どうにか解決しておこう。

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2012年12月28日09時00分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード:, , | Short URL
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