アプリを探したりインストールしたりする「Playストア」は、スマートフォンからでも、PCブラウザからでも利用できる。PCブラウザから利用した方が一覧性が高いので、例えば「前に一度インストールした、あまり使わなそうだったから消してしまった、あのアプリをもう一度入れたい」など、曖昧な条件でアプリを探す場合なら、PCブラウザを利用する方が良いだろう。
ただ、PCブラウザからアクセスするPlayストアも、「一度インストールしたことがあるアプリ」を探す上で、インターフェイスが「完璧」とは言いにくい。最大の欠点は、「一度インストールしたことがあるアプリ」である「マイアプリ」が、全て並列にずらーっと並んでいる、ということだ。無料アプリを適当に入れたり消したりしていると、「マイアプリ」が膨大になってしまい、その中から目的のアプリを見つけ出すのが難しいのだ。
「Google Play Android Store Library Tweaker」は、この問題を解決するためのユーザースクリプト。ウェブページ（この場合Playストア）を勝手に書き換えることで、デフォルトでは用意されていない機能を追加できる、という仕組みだ。FirefoxならGreasemonkey、ChromeならTampermonkeyというアドオンと一緒に利用することになる。


・Greasemonkey :: Add-ons for Firefox
・Tampermonkey (Greasemonkey for Chrome) – Chrome Plugins
・Google Play Android Store Library Tweaker for Greasemonkey

Firefoxなら、Greasemonkeyアドオンを導入後、userscripts.org内ページの「Install」をクリックしてインストール

Chromeなら、Tampermonkeyアドオンを導入後、userscripts.org内ページの「Install」をクリック。ページが開かれるので「OK」

「Free Apps」「Paid Apps」のボタンが追加される

「マイライブラリ内の他のアプリ」は、上で選んだガジェットにインストールされていないアプリ、の意味だ。さらにこれを無料/有料で絞り込めるので、例えばこの場合、下部に一覧表示されているのは、「Nexus 7」にインストールされていない「Paid Apps」だ。スマートフォン用に購入したけどタブレットに入れ忘れているアプリ、などを一発で探せるのだ

また、スライダーで表示欄をリサイズすることもできるようになる

フルサイズのスクリーンショット画像を開ける「HiRes Play Store Screenshots」

・HiRes Play Store Screenshots for Greasemonkey

「HiRes Play Store Screenshots」を、「Google Play Android Store Library Tweaker」と同様にインストールすると、Playストアで開けるスクリーンショットが、縮小版からフル解像度版になる

参考

ブラウザでPlayストアにアクセスし、apkファイルをPC上にダウンロードする、ということができるようになるChromeアドオン「APK Downloader」を紹介している。