イジメ・パワハラ・セクハラの動かぬ証拠を押さえろ スマホで相手に絶対バレずに音声を録音する方法

学校で理不尽なイジメに苦しんでいる学生や、会社でのパワハラやセクハラに悩んでいる社会人はたくさんいるはず。もし、こういった嫌がらせのターゲットにされたとき、具体的にどのような対策が考えられるだろうか。
「正々堂々と理を説いて立ち向かう」というのも手だが、それはあくまで理想論。普通はそんなことをすれば、嫌がらせはますます激しくなる。本気で対抗したいのなら、動かぬ証拠を押さえるのが先決だ。イジメの現場を録音して、学生であればまともそうな先生や親、社会人であれば会社の人事部など、然るべき所へ持ち込めば、正統な手続きによって相手に逆襲できる。スマホには録音機能が付いているので、それを使えば証拠の音声データを手に入れるのは難しくない。
とはいえ現実には、イジメが始まったその場ですぐに録音開始、というわけにはいかない。目の前で怪しい素振りを見せようものなら、相手にスマホごと奪われて、さらに酷い攻撃を受けることだって考えられる。イジメが始まったら相手にバレないよう、こっそり録音を始められるような工夫が必要だ。
一番実用的なのは、録音開始のトリガーにイヤホンジャックを利用する方法だ。ポケットの内部で、スマホからイヤホンジャックを引き抜くと、アプリが起動し録音が開始されるようになる。さらに、録音した音声データはDropboxに自動的にアップロードされるように設定しておこう。これなら万が一、録音がバレてスマホを奪われたり、スマホ内のデータを消されても、録音データは既にオンラインに転送済みなので、誰にも手出しはできないのだ。


言葉の暴力に対抗するには証拠を録音するしかない

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イジメに対抗するには音声の録音が有効。音声があれば後で訴え出るときの動かぬ証拠になるからだ。しかし、イジメられてる最中に、相手の目の前でスマホを取り出して録音アプリを起動……なんて行動を現実にできるわけがない

イヤホンジャックを抜くと自動で録音が開始される設定に

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録音アプリ「ASR – Free MP3 Sound Recorder」と、自動操作アプリ「Automateit Pro」をインストール。Automatelt Proでトリガーを設定する。「Headset Plugged state」で「Unplugged」を選択。これで「プラグが外れたら」という条件が作成された

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続いてアクションを設定しよう。「Starts Application Action」を選択してASRを指定する。これで「プラグが外れたら」という条件が満たされたとき「ASRが起動する」という行動が起きるようになった

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ASR側の設定で、アプリが起動したら自動的に録音が開始されるように設定しよう。ASRの「Settings」で「Record on start」にチェックを入れる

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さらに録音したデータをDropboxと自動的に共有するように設定する。「DropSync」をインストールして設定画面を開こう。ASRの録音データは「mnt/sdcard/Recordings」に保存されているので、この「Recordings」を共有フォルダに指定すればOK。録音が完了すると、音声データが自動的にDropboxに転送されるようになるぞ

イジメられそうになったらイヤホンジャックを抜け!

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イジメやパワハラが始まったら、ポケットの中でこっそりスマホからイヤホンジャックを抜こう。するとASRが起動して録音が開始される。相手のと会話は全部スマホが拾って記録。これでイジメの動かぬ証拠をバッチリ掴めるのだ

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万が一、録音がバレそうになったら、画面をタップして録音を終了しよう。録音が完了した時点で、音声データがDropboxにアップロードされる。アップロードさえ済んでしまえば、スマホを奪われようが壊されようが肝心のデータはオンラインに転送済みなので、相手は手の出しようがないのだ

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2012年10月18日05時26分 公開 | カテゴリー: ライフハック | キーワード: | Short URL
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