Googleドライブには、アップロードした画像ファイル中の文字を読み取ってキーワード検索で検索できるようにしてくれる機能が備わっている。覚えておきたい張り紙があったときなどに、カメラで撮影してアップロードしておくだけで、後で素早く見つけられるようになる。
だが、今のところ読み取れるのは英数字のみで、日本語には対応していないようだ。
画像の中の日本語文字を検索できるようにしたければ、パソコン用のWeb版Googleドライブから、ワープロ文書ファイルへの変換と文字読み取りの設定を有効にして画像をアップロードしよう。画像の下に画像中から読み取られた文字が書かれたワープロ文書として保存され、検索できるようになるぞ。ただし、認識精度はあまり高くないので、必要に応じて誤認識を修正しておこう。

このようなテキストの書かれたテスト画像をアップロードして、書かれた文字を検索できるか試してみた。

Android版Googleドライブのメイン画面右上の検索ボタンなどから検索画面を表示し、検索したいキーワードを入力しよう。下にはキーワードを名前に含むファイルなどが表示され、Enterキーなどでファイル内のテキストからの全文検索を実行できる。

このように、画像ファイルが検索にヒットした。しかし、「0mg(ゼロミリグラム)」と書いたはずの部分が「omg」でないと検索できないなど、鮮明な文字でも正確に認識されないことはあるようだ。

日本語の書かれた画像をOCR検索したければ、パソコンからWeb版Googleドライブにアクセスし、ファイルアップロード時の設定で図のように2つのチェックボックスをONにし、言語を選択してからアップロードしよう。

このように、画像ファイルの下に読み取られた文字が入力されたワープロ文書ファイルとして保存され、キーワード検索できるようになるぞ。この例では、「人力」「入力」などは上手く判別してくれたが、「OCR」が「。CR」になるなど、日本語以外の部分で誤認識が発生してしまった。

画像からのOCR検索については、今のところEvernoteの方が優秀のようだ。日本語にも対応しているし、「入力」「人力」のような紛らわしいキーワードはどちらの語句でも検索できる。なお、ドコモの対応端末にEvernoteアプリをインストールすることで4000円分の年間プレミアムサービスが無料進呈されるキャンペーンの終了が4月30日に迫っているので、まだ登録していない人はぜひ登録しておこう。

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・パソコンにGoogleドライブを導入してフォルダを同期・アップロード
・スマホにGoogleドライブアプリを導入してパソコンで同期したファイルを閲覧
・スマホからGoogleドライブに複数のファイルをまとめてアップロード