Adobe Reader、PDFにマーカーや文字入力で書き込みできる機能が追加!

adobereader教科書などのデジタル化に否定的な人の言い分としてよく見かけるのが、紙ならば重要なところにマーカーを引いたりメモを書き込んだりできるということだ。しかし、電子書籍でも、閲覧プログラムに機能を実装すれば同様のことは実現できる。
PDF形式の電子文書を閲覧するための定番アプリ「Adobe Reader」のAndroid版でも、バージョン10.2.0への更新で、PDFファイルへの書き込みを行なう機能が追加された。マーカーによるテキストの強調や、コメント文の追加、フリーハンドによる書き込みなどが可能だ。
今の所、既存の書き込みを一覧表示してジャンプしたり、コメント文を検索する機能などは用意されていないが、こうした機能が充実していけば、紙信仰を駆逐するほど便利なものになるはずなので、今後の改良に期待したい。
なお、作成者によって編集制限が設定されたPDFファイルには書き込みが行なえないが、「freemypdf.com」などの各種PDFロック解除ツールでロックを解除すれば書き込み可能になるぞ。

pdfmarkup_001ブラウザのダウンロードログやファイルマネージャなどからPDFファイルを開こうとすると、アプリの候補としてAdobe Readerが表示される。

pdfmarkup_002テキストをロングタップして選択モードにすると、「コピー」のほかに「ハイライト」や「取消線」「下線」などのメニューが表示されるようになった。

pdfmarkup_003最初に書き込みを行なおうとすると、書き込みを行なった人の名前を設定するダイアログが表示されるが、空欄のまま「保存」を押してしまって構わない。この名前は、メニューの「設定」で後から変更可能だ。

pdfmarkup_004「ハイライト」を実行すると、テキストの背景がこのようなマーカーで塗りつぶされる。マーカーをタップするとこのようなメニューが表示され、色や濃さの変更、マーカーの消去を行える。

pdfmarkup_005テキスト以外をロングタップすると、このようなメニューが表示される。

pdfmarkup_006「フリーハンド」では、画面タッチで自由に線を描画できる。スマートフォンでは細かい書き込みは難しいので、ズームインしてから書き込むといいだろう。「保存」を押すと書き込み内容が保存される。

pdfmarkup_007フリーハンドで書き込んだ内容をタップすると、書き込み範囲が線で囲まれ、ドラッグで移動、四隅のドラッグで大きさの変更を行える。

pdfmarkup_008メニューの「厚さ」(thicknessの誤訳だろう)では、線の太さを変更できる。

pdfmarkup_009「メモ」では、このような入力ダイアログが表示され、テキストを入力できる。

pdfmarkup_010現在のところ、メモは吹き出しアイコンが表示されるのみで、タップすることでテキストを確認できる。

pdfmarkup_011連続した書き込みを行なう場合は、画面上部をタップすると表示されるツールバーのアイコンから書き込みモードに進もう。

pdfmarkup_012いちいちロングタップすることなく、このようなボタンで書き込みを行える。

pdfmarkup_013なお、PDFの作成者がロックを掛けている場合、ロングタップメニューに書き込みコマンドが表示されず、書き込みボタンもグレーアウトしている。

pdfmarkup_014「FreeMyPDF.com」を使えば、編集制限を解除可能だ。ロックを解除したいPDFを選択し「Do it!」を押し、しばらく待つとロック解除後のPDFのダウンロードダイアログが表示される。

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2012年04月11日13時31分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード:, , | Short URL
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