Android4.0で標準搭載されたスクリーンショット撮影機能の実行には少々コツが必要

Android4.0からは、画面に映っている内容を画像ファイルに保存するスクリーンショット撮影機能が標準搭載された。従来も端末の独自機能や、画面撮影アプリの導入、パソコンとのデバッグ接続などで撮影できたが、標準機能で手軽に撮影できるようになったことで、ライトユーザーにも優しくなった。ネットでアプリの使い方を質問する時の状況説明などに役立つだろう。
しかし、撮影操作が少々分かりにくいのが難点だ。撮影を実行するには、電源キーとボリュームダウンキーを同時に長押しすればいいのだが、「どちらかのキーを押しながらもう一方のキーを押す」のではなく、「どちらも押していない状態から2つをほぼ同時に押し下げ」しなければならない。また、長押しの時間も意外と長めだ。
撮影された画像はSDカード上にPNG形式の画像ファイルとして保存されるが、ファイルパスなどは表示されないので、ブラウザからアップロードしたい場合などに迷いがちだ。「/sdcard/Pictures/Screenshots」が保存先フォルダになっているので覚えておこう。

icsscreenshot_001スクリーンショットを撮りたい画面を表示したら、端末の電源キーとボリュームダウンキーを同時に押し下げ、1秒ほど待とう。かなり押しづらいので、端末を落としてしまわないように注意しよう。

icsscreenshot_002このように撮影された画面が枠に収められるエフェクトが表示され、保存が実行される。

icsscreenshot_003通知バーに「スクリーンショットをキャプチャしました」という通知が追加され、タップすることで保存された画像を対応アプリで開ける。

icsscreenshot_004保存された画像は、SDカード上の「Pictures」→「Screenshots」フォルダに保存されるぞ。

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2012年03月02日13時45分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード: | Short URL
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