SNSの普及などで外国人との交流の機会が増えているが、普段英文を書き慣れていないと、読むことはできる単語でも書こうとすると正しいスペルを思い出せなかったりする。また、タッチスクリーンの細かな英字キーボードでは、入力ミスも起こしやすい。
入力した英単語のスペルが間違っていないか素早く確認したければ、「Spell Checker for Jota」を使ってみよう。日本語入力エンジンで単語を入力中に「マッシュルーム拡張」からこのアプリを呼び出すと、「Google toolbar spellcheck API」を利用してスペルミスの疑いがある単語が強調表示される。単語をタップすると修正候補が表示され、選択した語に修正されるぞ。
同作者が公開している「Jota Text Editor」と合せて使えば、入力済みの長文を選択してまとめてスペルチェックを実行させられるので便利だ。また、それ以外のアプリでも、編集中のテキストを「共有」で対応アプリに送る機能があれば、「マッシュルームシーケンサー」と組み合わせることで、長文をSpell Checker for Jotaに送れるぞ。

IMEのマッシュルーム拡張として呼び出す

スペルに自信がない単語を入力したら、未確定のままでマッシュルーム拡張アプリの呼び出し操作を行う。

拡張アプリの一覧から「Spell Checker」を選択する。

このように入力中だった単語が表示され、スペルミスの疑いがあれば下線付きで表示される。下線付きの単語をタップすると、修正候補が表示されるので、正しい単語を選択しよう。

下部の「OK」ボタンを押すと修正が完了し、修正された単語が編集中だった入力欄に入力されるぞ。

Jota Text Editorから一括スペルチェック

Jota Text Editorから利用するには、スペルチェックしたい範囲を選択して、メニューの「挿入」を実行しよう。

マッシュルーム拡張アプリの一覧が表示されるので、「Spell Checker」を選択する。

選択していたテキストがスペルチェックされるので、スペルミスを修正して「OK」を押そう。

修正内容がJota Text Editorの選択範囲に反映されるぞ。

共有からマッシュルームシーケンサー経由で利用

Jota Text Editor以外の「共有」機能からスペルチェックするには、マッシュルームシーケンサーの項目を選択しよう。

送られたテキストが表示され、下部にマッシュルーム拡張アプリの一覧が表示されるので、「Spell Checker」を選択しよう。

スペルチェックが行われるので、修正を行いOKを押す。

左上のボタンを押すと、修正された内容がクリップボードにコピーされ、マッシュルームシーケンサーが終了するので、呼び出し元の編集欄に貼り付けよう。

・Spell Checker for Jota
・Jota Text Editor
・マッシュルームシーケンサー