AmazonがDocomoの回線から4月よりKindleを日本でも発売することが日経新聞の発表によって分かった。価格は1万数千円前後で主力端末はh「Kindle Touch 3G」になる見通し。Docomoの回線を利用することで、出先であっても電子書籍端末をダウンロードして閲覧することが可能となるという。また、Docomoの回線使用料金は電子書籍の購入代金に含まれるので利用者が支払う必要はないという。

Amazonの日本市場での展開は既に昨年度に決定していた。コンテンツ供給元との交渉は、講談社など複数社が4月に設立する電子書籍の共同管理会社を通じて一括交渉を行うようだ。アメリカと日本の書籍コンテンツの権利管理が異なっていたために、日本への進出が遅れていたAmazonのKindleだが、今後電子書籍の分野は盛り上がりを見せそうだ。

・米アマゾン、日本で電子書籍端末発売　ドコモから回線 ４月にも１万数千円