ガラケー的機能はすべて代替可能! グロスマなら必要な機能だけ追加して使えるぞ

glosmaおサイフケータイや赤外線通信、ワンセグ、防水など日本の携帯電話(ガラケー)特有の機能を備えたスマートフォンは「ガラスマ」と呼ばれ、ガラケーと同様の使い勝手を求めるユーザーから好まれている。だが、ガラスマには独自機能の多さがたたってOSのアップデートが見送られるなどの難点がある。
これらのガラスマ的機能は、ほかの手段でほとんど代用できる。ガラケー的機能が搭載されていないからと要って、海外メーカー製のグローバルモデル端末の購入をためらう必要はないのだ。
この特集では、ガラケー的機能の代替手段を一挙に紹介するので、必要な物だけ導入して、スマートにグローバルモデル端末を活用しよう。

 

目次

赤外線による連絡先などのデータ転送機能は、QRコードで代用しよう。赤外線搭載のガラケーも、大抵はQRコードによる連絡先交換にも対応している。スマホが一般的でなかった頃は、QRコードによる連絡先交換に慣れていないガラケーユーザーが多く、赤外線通信があった方が楽だったが、スマホの普及につれて多くの端末で利用可能なQRコードの方が主流になっていくはずだ。

ガラスマには、防水機能を謳った端末も多いが、端子のカバーをしっかり閉めてなかったりすると故障してしまう場合があるので過信はできない。
食品保存用のジップロックバッグなどを使えば手軽に防水性能を後付けできるので、無理に防水端末を選ぶ必要はないだろう。

おサイフケータイは、端末上で残高などを確認できるので単なるカード型の電子マネーより便利だが、とにかく名前がダサすぎる。この名前がアプリ一覧に居座っているだけで、ガラスマを買う気が失せるという人もいるだろう。
残高をきちんと把握してチャージを忘れないように注意していれば、カード型の電子マネーを別途持ち歩くだけで、おサイフケータイの代わりになる。NFCに対応した端末なら、「Suica Reader」でSuicaやPasmoなどの電子マネーの利用履歴を読み出すことで、よりおサイフケータイに近い使い勝手を実現することも可能だ。
また、NFCも搭載されていない端末でも、記名タイプのPASMOカードを作成してマイページアカウントを登録すれば、オンラインで残高などを確認できるぞ。

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ワンセグ放送を受信してテレビ番組を視聴できる機能を備えたガラスマも登場してきているが、アンテナの分だけ重量や体積が増えるなどデメリットがある割に、地下鉄など見たい場所に限って受信できなかったりして、あまり役に立たない。
どうしてもスマホでテレビを見たければ、自宅のパソコンにPT2などのコピーフリーチューナーを導入して、インターネット経由で視聴できるようにするといいだろう。ネットに繋がれば地下などでも受信できるし、回線速度次第では高画質な転送も可能だ。さらに、BSの番組も視聴できるぞ。

スマホでワンセグを視聴したければ、Wi-Fi接続した端末から番組を視聴できるチューナーを利用するという手もある。また、既にワンセグ搭載の端末を持っているなら、ワンセグ視聴用としてスマホと共に持ち歩いてもいいだろう。2台持ちなら、テレビの見過ぎでバッテリ不足になり電話ができなくなるなんてことも避けられる。ただし、一部の機種では、SIMカードを挿入していないとワンセグ機能が利用できないので注意が必要だ。

 

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2012年02月22日17時43分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, , , | Short URL
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