WindowsでAPKファイルへの関連付けを設定してダブルクリック一発で野良アプリをインストール

Androidでは、マーケットに登録されていない通称「野良アプリ」も自由にインストールできる。2ちゃんねる専用ブラウザなどには、野良アプリとして公開されている人気アプリも多い。今後、端末の普及で開発者の裾野が広がれば、野良アプリもどんどん増えていくだろう。
野良アプリをインストールするには、ダウンロードしたAPKファイルを端末に転送してファイルマネージャで開くのが基本だが、マーケットからのインストールに比べると多少手間がかかる。特にバージョンアップが面倒で、古いバージョンのまま放置してしまいがちだ。
そこで、パソコン上でAPKファイルをダブルクリックするだけで手軽にインストールできるようにする方法を紹介しよう。
利用するのは、Android SDKに含まれる「adb」という端末操作ツールだ。通常はコマンドプロンプトから実行しなければならず面倒だが、Windowsの関連付けで、拡張子「.apk」のファイルにadbによるインストール処理を関連付けておけば、端末を接続してファイルをダブルクリックするだけでインストールできるようになるぞ。
なお、マーケット外で配布されているAPKには、著作権者に無断で配布されているものや、有害なプログラムが仕込まれているものも存在する。怪しいサイトで見つけたAPKは無闇にインストールしないように気を付けよう。

まず、「パソコンにAndroid SDKとデバッグ接続用ドライバを導入してUSBテザリングの準備」に従って、パソコンにAndroid SDKやデバッグ接続用ドライバを導入し、デバッグ接続の準備を整えておこう。

あんスマが用意したレジストリファイルをダウンロードし解凍したら、apkassoc.regの右クリックメニューから「編集」を実行しよう。

Android SDKを「C:\Program Files\android-sdk-windows」以外のフォルダにインストールしている場合、一番下の行のパスを書き換えよう。この時、「\」を「\\」に置き換える必要があることに注意。また、「-r」の後ろに半角スペースで区切って「-s」を加えると、優先的にSDカード上にインストールされるようになる。