スリープ時に自動で不要アプリを終了して空きメモリを確保できるドイツ製タスクキラー「Task Manager」

Androidの2.2以降では、メモリの空き容量が足りなくなってくると不要なアプリを自動終了して空き容量を確保する機能が搭載されているため、明示的にアプリを終了しなくても、メモリ不足による動作不良が起きにくくなっている。
だが、自動終了の発動条件や対象アプリなどの設定ができないため、アプリを操作している裏で自動終了処理が働いて動作が重くなったり、後で使うつもりだったアプリが先に終了されてしまったりする。
Androidをより快適に利用したければ、多くのメモリを必要とするアプリを使う前に、タスクキラーアプリで不要なアプリを終了して空きメモリを確保するといいだろう。
マーケットにはやたらと多くのタスクキラーアプリが公開されているが、今回オススメするのはToni DiNardoというドイツの開発者が公開している「Task Manager」だ。
起動時に表示されるメイン画面の「Stop!」をタップするだけで、除外リストに登録してあるアプリ以外のすべてのプロセスを一括終了できるほか、端末をスリープさせたときに自動で終了リストに登録されたアプリを終了してくれる機能も搭載されているぞ。

tonidinardostaskmanager_001起動すると、このようなメインメニューが表示される。端末のメニューボタンを押すと表示される追加のメニューから「Preferences」を選択して設定を行おう。

tonidinardostaskmanager_002Preferencesを開くと、カテゴリの選択画面になる。「Change presentation」では、画面の配色を白背景と黒背景から選択できるぞ。

tonidinardostaskmanager_003「Configure content」では、標準インストールされているアプリの表示の有無を設定できる。端末設定などのプロセスも終了対象にしたければ、チェックをONにしておこう。

tonidinardostaskmanager_004「Configure behaviour」では、システムプロセスを一括終了の対象にするかどうかを選択できる。

tonidinardostaskmanager_005メイン画面の「Configure」では、自動終了機能の設定が行える。「Enable」と「On locking of the phone」にチェックを入れておけば、端末のスリープ時に終了リストに登録したアプリが自動終了される。

tonidinardostaskmanager_006「Process and Services」で、実行中のアプリの一覧を確認できる。文字が細かいが、プロセスのメモリ使用量なども表示されるぞ。

tonidinardostaskmanager_007項目をタップすると、パッケージの識別名など、より詳細な情報を確認できる。

tonidinardostaskmanager_008項目をロングタップすると、このようなメニューが表示される。「Stop!」をタップしたときの一括終了から除外したい場合は「Add to Ignore List」を、端末スリープ時に自動終了させたい場合は「Add to Stop List」を選択しよう。なお、常駐アプリなどには、終了しても自動的に再起動してしまうものがある。再起動の際に多くの電力が消費されるので、Ignore Listに登録しておいたほうがいいだろう。

tonidinardostaskmanager_009メイン画面の「Stop!」をタップすれば、Ignore Listに登録したアプリ以外が一括終了されるぞ。

Task Manager

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2011年10月31日18時22分 公開 | カテゴリー: チューンアップ | キーワード:, | Short URL
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