白ロムをデータ通信を封印して利用すれば超低料金で利用可能 特集その2


SIMカードを挿さずにWi-Fiのみで使う

通販などで手に入れた白ロム端末を、回線契約したSIMカードを挿入せずに利用すれば、追加の料金は一切かからずに済む。自宅や勤め先などのWi-Fiネットワークに接続すれば、ブラウザでWebページを見たり、マーケットなどからインストールしたアプリを使うなど、SIM有り状態と遜色のない機能を利用可能だ。
Wi-Fiにつながっていない外出先でも、あらかじめ保存しておいたWebページの閲覧や、音楽再生、写真や動画の撮影など、多くの機能を利用できる。
電話機能などは利用できないので、もともと持っていた携帯電話と併用するといいぞ。

なお、softbankの端末などでは、SIMカードを挿入していないとロック画面から先に進めないものがあるので注意が必要だ。購入前にネットや店頭でSIMなし運用が可能かどうかを確認しておこう。

economy_0201docomoのAQUOS PHONE SH-12Cは、SIMカードを入れていないと通知欄にアイコンが表示されるが、ほとんどの機能は問題なく利用できた。店頭に展示されている端末は、SIMカード未挿入の場合が多いので、通知の有無をチェックすればSIMなしで利用できるかが分かるぞ。

「パケホーダイシンプル」などの最低料金の安いパケット通信プランを使う

スマフォとガラケーを両方持ち歩くのが面倒なら、最低0円~上限5985円で利用できるdocomoの「パケホーダイシンプル」などの、一番安い定額プランで、スマフォ1台にまとめるといい。これらのプランは、「月々サポート」などの端末代金割引きを利用していると選択できないが、中古ショップなどで白ロムを購入した場合は最初から選択できるぞ。

「APNdroid」などでデータ通信を遮断して、インターネットはWi-Fiでのみ利用するようにすれば、通信料金はほとんどかからずに済む。
旅行などでデータ通信を利用したい月があっても、3ヶ月に1度程度なら、1ヶ月あたり2000円以下なので、b-mobileの低価格サービスなどより安く済ませられるぞ。
また、普段動画サイトなどでデータ通信を使いまくる人でも、夏休みの間ずっと自宅に引き籠もっていたりして、データ通信を全く使わずに過ごす月があれば、その間だけ最安プランに変更することで、料金を節約できる。1~2ヶ月分の料金を浮かせれば、割引プラン利用時と白ロム購入時の価格差くらいはすぐに埋まるはずだ。

economy_0202docomoの「パケホーダイシンプル」は、全くデータ通信を行なわなかった月は0円で済む。ただし、別途spモードやmopera Uなどのプロバイダの料金として315円が必要だ。

economy_0203auの「ダブル定額スーパーライト」は、月額390円で利用でき、ほんの少しだが定額料金の範囲内で通信も可能だ。別途IS NET利用料として315円がかかる。

economy_0204softbankの「パケットし放題S」は、最大2,200円×24ヶ月が割り引かれる「月月割」を利用していても選択できるが、定額料金の390円と「S!ベーシックパック」の315円の計705円しか割引対象にならなくなり、合計52,800円の割引額が16,920に減ってしまうので、白ロムを買って契約した方が安く利用できる場合が多いぞ。

行きつけの場所で利用できるなら安価で高速な公衆無線LANサービスも活用しよう

携帯電話会社やインターネットサービスプロバイダの多くは、オプションサービスとして公衆無線LANサービスを提供している。
利用できる場所は限られているものの、低価格で高速なインターネット通信を使いまくれるのが魅力だ。ヘビーユーザーによる回線の混雑を緩和するため、各社とも公衆無線LANの拡充を進めており、アクセスポイントは今後も増えていくと見られている。
データ通信を封印して料金を節約したいが、外出先でも少しはインターネットをしたいという人は、利用している携帯キャリアやISPの公衆無線LANサービスが普段よく行く場所で利用できないかチェックしてみよう。

economy_0205docomoでSPモードを利用中の場合、月額315円の追加料金で公衆無線LANサービスを利用できる。アクセスポイントはスターバックスコーヒーやロッテリアなどのファストフード店や、JRを始めとする駅の構内など、多くの場所に設置されているぞ。

economy_0206auの公衆無線LANサービスは、月額5,460円の「ISフラット」を契約していないと利用できないので、「ダブル定額スーパーライト」で料金を節約したい場合は、ほかのサービスを検討しよう。

economy_0207softbankのオプションサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」は、月額490円で利用できる。

economy_0208Yahoo!BBでは、月額304円の追加料金で公衆無線LANサービスが利用できる。設置施設の種類はあまり多くないが、大抵の街にあるマクドナルドで利用できるのが魅力だ。

economy_0209「Yahoo!JAPAN無線LANスポット」は、「Yahoo!プレミアム」会員(月額346円)なら月額210円で利用できる。アクセスポイントはYahoo!BBと同じだが、既にYahoo!プレミアムを利用しているなら、若干安上がりだ。

economy_0210各サービスのアクセスポイント設置施設は、Wikipediaの公衆無線LANのページで確認できるぞ。

公衆無線LAN – Wikipedia


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2011年09月06日12時53分 公開 | カテゴリー: 節約・お得情報 | キーワード: | Short URL
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