万が一のためrootを取得する前にXperia PLAYをフルバックアップしておこう 特集その2


STEP4 clockworkMod Recoveryを準備する

「clockworkMod Recovery」を使えるようにしておくことで、Xperia PLAYからのバックアップ復旧が非常に容易になる。なお、特にバックアップが必要ない、壊れても気にしないという人はこの手順はスキップしても問題ないが、復旧が大変になるので、フルバックアップを取っておくことをオススメしたい。

万が一、今後Xperia PLAYが壊れたときにシステムをリカバリしたいときは、以下の「fastboot boot recoveryPLAY.img」の手順から、clockworkMod Recoveryを同様に起動し、「Recovery」からリカバリすることになる。clockworkMod Recoveryはシステムからアプリケーションまで丸ごとバックアップしてくれているので非常に便利だぞ。


1-18Multiupload.comからファイルをダウンロードし、解凍したら「recoveryPLAY.img」をAndroid SDKのtoolsフォルダに入れる。

1-19Xperia PLAYの電源を切り、「検索キー」を押しながらUSB接続する。すると、Xperia PLAY本体のLEDが青く点滅するはずだ。

1-20ドライバのインストールを求められるので、インストールする。

1-21うまく自動認識せずインストールできない場合は、Android SDKの「usb_driver」のドライバから、「Android Bootloader Interface」を選択すれば大丈夫だ。

1-22Windowsのスタートメニューから、「cmd」と入力しコマンドプロンプトを起動する。

1-23Android SDKのtoolsフォルダに移動する。デフォルトのままAndroid SDKをインストールした場合は、「cd C:\android-sdk-windows\tools」と入力しEnterすればOKだ。

1-24次に「fastboot.exe -i 0x0fce getvar version」と入力しEnterすると、バージョン情報が表示される。ここでうまくいかない場合はドライバのインストールが失敗している可能性が高いのでやり直す。

1-25次に「fastboot boot recoveryPLAY.img」と入力しEnter。

1-26すると、Xperia PLAY側で「clockworkMod Recovery」が起動する。操作方法は以下の通りだ。
「戻る」キャンセル
「Home」上へ進む
「設定」下へ進む
「検索」決定


1-27「Backup and restore」を選択。

1-28「Backup」を選択。

1-29すると、システムのフルバックアップがSDカードに作成される。

Multiupload.com – upload your files to multiple file hosting sites!

STEP5 ブートローダーをアンロックする

バックアップは完了したので、次にブートローダーをアンロックする。この手順を実行することで、オフィシャルの復旧ツールは使えなくなるが、今後はClockworkMod Recoveryで丸ごとバックアップを取っておけば安心だ。

1-30Xperia PLAYの電源を落とし、再度検索キーを押したままUSB接続する。

1-31「fastboot.exe -i 0x0fce oem unlock <ソニー・エリクソンのサイトからブートローダー解除キー>」と入力しEnterすると、ブートローダーがアンロックされる。


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2011年09月06日17時08分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード: | Short URL
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