Opera Mobileの高度な機能を使いこなして最強のブラウジング環境を構築しよう! 特集後編(目次)

opera_000

10年近く前からモバイル端末向けブラウザを開発してきたOpera社が提供するAndroid版「Opera Mobile」は、現時点では最強に最も近いAndroid用ブラウザと言えるだろう。そんなOpera Mobileの使い方を前後編で徹底解説するこの特集、基本機能を中心に紹介した前編に続き、後編となる今回は「コンテンツブロック」「サイトごとの設定」「ユーザースタイルシート」「ユーザースクリプト」などの高度な機能の使い方を解説していくぞ。設定画面が用意されていないので敷居が高く感じるかもしれないが、使いこなせば超快適なブラウジング環境を構築できるので、ぜひ挑戦してみてほしい。

Opera Mobile ウェブブラウザ – Android マーケット

上級者向けの機能を利用するには、設定ファイルを作成・編集する必要がある。「FTPShare」などのアプリを利用して、パソコンからWi-Fi経由でファイル操作を行なうのがオススメだが、テキストエディタとファイルマネージャを導入すれば、Androidだけでも作業可能だ。

「urlfilter.ini」にブロックしたいURLのパターンを列挙しておくことで、不要な画像やブログパーツなどの読み込みを抑止できる。モバイル回線の限られた通信帯域を無駄なく使い、サクサクとページを表示できるようになるぞ。

JavaScript無効では見られないサイトと無駄なJavaScriptがウザいサイトの両方を快適に閲覧したい場合などは、「override.ini」でサイトごとに個別の設定を行なおう。いちいち設定を変更することなく、サイトごとに最適の設定でアクセスできるぞ。

ページの見栄えを指定するスタイルシートをブラウザ側で勝手に追加する「ユーザースタイルシート」の機能を利用すれば、ページの見やすさを改善したり、表示の崩れを修正したり、不要な要素を非表示にしたりして、より快適なブラウジングが可能になるぞ。

ユーザースクリプトは、ページ上に勝手にJavaScriptを追加することで、使い勝手を向上させたり便利な機能を追加できる超強力な機能だ。ネット上で公開されているさまざまなスクリプトを導入して、最強のブラウジング環境を構築しよう。

数あるユーザースクリプトの中でも必携のスクリプトが「oAutoPagerize.js」だ。検索結果などの「次へ」のリンク先の項目を自動で読み込んで、最初のページの末尾に継ぎ足してくれる。小さな「次へ」のリンクを押す手間が省けて、とても快適になるぞ。

パソコン版Operaと連携することで、Opera Mobileで表示中のページの構造やスクリプトの動作などを解析できる。無駄に読み込み時間がかかっているファイルを特定してコンテンツブロックに登録したり、不要な要素をユーザースタイルシートで消去するためのIDやクラス名を調べるのに役立つぞ。

Opera Mobileの使い方を徹底紹介。タブブラウジングや検索バーといった基本的な機能や、「Opera Link」「Opera Turbo」などモバイル環境で役立つ独自機能を紹介していく。最強のブラウジング環境を模索している人だけでなく、標準ブラウザで満足している人も、ぜひチェックしてみてほしい。

関連記事

2011年08月05日18時47分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事