Opera Mobileのターボ機能でページ読み込みを高速化 特集その5

opera_00Opera Mobileには「Opera Turbo」というページ読み込みを高速化するための機能が搭載されている。この機能を有効にすると、Opera社が用意した特殊なプロキシサーバを経由してページの取得を行なう。Opera Mobileとプロキシサーバの間でやりとりするデータを圧縮することで、転送量を減らして読込を高速化しているのだ。

低速な3G回線で利用することが多い人は、Opera Turboを試してみよう。

Opera Turboでは、多くの人が同じプロキシサーバを経由してWebサーバにアクセスするため、同一アドレスからの頻繁なアクセスを制限しているサイトなどでは、ページを表示できないなどの問題が生じる場合がある。「opera:config」の隠し設定で、Opera Turboの使用対象外とするサイトとして登録すれば、これらのサイトを正常に閲覧しつつ、ほかのサイトを高速表示できるぞ。

opera_501Opera Turboを利用するには、Opera Mobileの設定で「Opera Turbo」をOnにしよう。

opera_502Opera Turboを有効にした状態で、アクセス元の情報を表示する「診断くん」にアクセスすると、REMOTE_HOSTの部分がOpera社のサーバのアドレスに変っているのが分かる。

opera_503Opera Turboを有効にした状態でTwitterにアクセスすると、アクセス頻度の制限に達したというエラーが表示されてしまう。

opera_504opera:config#Proxy|OperaTurbobypassURLsにアクセスし、Opera Turboを無効にしたいサーバの名前を半角スペースで区切って列挙しよう。Twitterの場合、「twitter.com」だけでなく「api.twitter.com」も指定する必要があるぞ。

opera_505Opera Turboを有効にした状態でも、正常にTwitterを表示できるようになったぞ。

opera:config#Proxy|OperaTurbobypassURLs
診断くん


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2011年08月01日18時19分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード: | Short URL
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